【Day. 5】昔はどんな子どもだったのか

子どもの頃は、テレビゲームにハマってました!
ひょっとすると人とは違う遊び方をしてたかも?と思ったので、エピソードを2つ書きたいと思います。


持っていないゲームの攻略本を読んで、頭の中で遊ぶ

スーパーファミコンで遊んでたときだから、小学校1-2年生の頃かな。家にはゲームが少なくて、面白いゲームを遊びに友達の家に通ったものです。そして、遊ぶと欲しくなる!

でも、ゲームは高価。手に入るのは誕生日とクリスマスの時。。

ある日、市営の図書館にゲームの攻略本があることを知りました。ゲームが無いので代わりに攻略本を・・・と思って借りて読んでみる。設定を読んでると、友達の家でプレイした記憶と合わさって、だんだんゲームで遊んだ気持ちになってくる。不思議!

一番記憶に残っているのは「ドラゴンクエストⅥ」の攻略本(上下巻)で、上巻にはフォールドやダンジョンのMAPが載っていて、下巻には味方キャラや敵キャラ、アイテムや技の一覧が載ってます。

上巻のフィールドと、下巻の敵キャラのページを一緒に開いて、頭の中で動かす!
もちろん妄想に毛が生えた程度だけど、本物のゲームを遊ぶのとはまた違う楽しみがあったな〜

その後ドラゴンクエストⅥを買って実際に遊んでみたら、ゲーム自体の楽しみに加えて「この宝箱の中身は◯◯が入ってたんだ!」「攻略本には書かれてないけど、この敵キャラって◯◯の技も使うのか!」といった発見をたくさん感じたのを覚えています。
20年以上経ったいまでも、割と設定やパラメータを覚えていますw


アニメやマンガキャラの強さを数値化する

中高時代、「実況パワフルプロ野球」という野球ゲームにハマってました。高校野球などを舞台にオリジナルの選手を育成する「サクセスモード」はめっちゃやり込んでいて(当然攻略本も読み込んでw)ましたが、もう1つの大きな楽しみは「アニメやマンガキャラを数値化して、ペナントを戦わせる」こと。

どういうことかというと、まずこのゲームには基本能力と特殊能力があるんです。基本能力はパワー・走力・守備力などをA~Gにランク付けしたもので、特殊能力は「チャンスに強い(パワーなどが上がる)」「送球が上手い(逸れる確率が減る)」といったものです。

で、マンガのキャラごとに、これらの能力を考えていきます。
「ドカベン」の「山田太郎」を例に挙げると、マンガでは打撃もいいし守備も良く、満塁ホームランやサヨナラホームランもよく打っている、けど足は遅い、という描写があります。

じゃあパワーや守備を最高のAにする・・・という、そんな簡単な話ではない。だって、他の野球マンガにも、打撃がいいキャラもいれば、守備が強いキャラもいるじゃないですか。
みんなAにしちゃうと、キャラごとの個性が消えちゃう。それは避けたい。

個性を出すために、制約をつけるといった工夫もしました。
例えば全部で100人作るとしたら「Aは3-5人にしよう」「平均はDにしよう」といった感じ。

仕上がったらそのステータスのキャラを作って、ペナントを戦わせて、バランスをチェックする。
「思ったより活躍しないなあ」「こんなに活躍するんだ」みたいなことを感じながら、またキャラの能力を調整する。

そんなふうに遊んでました。
(ゲームで遊んでないw)


こうして書いてみると、いまの趣味や仕事にも繋がってるなあ、と感じます。

情報を集めて、頭で扱えるように情報を絞って、シミュレーションする。結果を見て、必要があればバランスを整える。

クライアントと事業戦略を一緒に考えたり、友達の相談に乗るときも、大枠は一緒。ヒアリングとテーマに関する情報を元に、必要そうな軸を見つけてシミュレーションして、結果を元に対策を考える。

昔もいまも、これが楽しい!


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