何気ない始まりの特別な1日。『ハッピーサプライズ』(#4)
こんにちは。
お世話になっております。
てんです。
今回は、なにわ男子さん3枚目のシングル
『ハッピーサプライズ』のはなしを
ひたすらしております。
良ければ最後まで
ご覧ください。
『ハッピーサプライズ』
『ハッピーサプライズ』で最も気になるのは、
「ハッピーサプライズ」って一体なに?
ってことです。
ハッピーなサプライズなんですけどね、
そのままなんですけど。
じゃあ、一体なにを
「サプライズ」だと言っているのか。
冬のある日、「君」と手を繋いだ「僕」が、君から「ありがとう」と言われるところから、物語が始まります。
「君」は手を握られて、微笑んだり握り返したりするだけじゃなく、「ありがとう」を言葉にして伝えるような子。
たしかに、手はかじかんでいて寒かっただろうけど、手を繋がれたとき、咄嗟に「ありがとう」が出てくる人間ってどれくらいいるんだろうと思うと、
「君」のその真っ直ぐさは、めちゃめちゃかわいいし、その「素直さ」を、「僕」も、ものすごく素敵な長所として捉えている。
「僕」は、そんな君を見て、「いつか素直になれるだろうか」と考えてしまうほど、今現在素直じゃないという自覚があるようで。
でも素直になりたい、真っ直ぐな気持ちを、君みたいに伝えられるようになりたい、と思っている。
ここでの「僕」はきっと、ただ、手繋ぎたいなあ〜って思ったから繋いだだけで、寒そうな手を温めることだけが使命だ!と思っていたわけじゃなくて、
だからこその、「いつか素直になれるだろうか」だと思うけど、
実は、そこさえもなんとなく分かっていながら、「君」がありがとうを言ったのだとしたら最強に可愛い2人だなと思います。
大西さんと高橋さんという組み合わせが、なかなか斬新でいいなと思ったパート。2人とも、声にはっきりとした特徴があって強いので、どちらかが負けてしまうことがなくて、歌詞が真っ直ぐに伝わってくる。
君と、少なくとも1回以上は手がかじかむ季節を一緒に過ごしたことのある僕が、「去年よりも早めの雪」に気づく。
「忙しなく色を変えていた」街というのは、分かりやすい冬のイルミネーションとか、クリスマスの装飾とかだと思うけど、あ、もうこんな季節か。と気づくのと同時に、君と過ごしてきたこの1年間が、
とにかくとにかくあっという間だったんだってことに、僕はここで気づいている。
ここで、最高のみちながの登場です。
2人の真っ直ぐさ、ピュアさが存分に発揮されているパートでめちゃめちゃ良い。
ここまでの「僕」と「君」は、とある冬の1日に、待ち合わせして手を繋いで、街を歩いて、あっ、もうこんな季節か〜って思う、という、かなり普通の1日を過ごしています。
なのに、ここでいきなり僕は「特別な1日」にするという宣言をする。
普通に、いつも通りを装っているけど、君のためにきっと、君みたいに素直になれない僕が、必死に考えた「特別な1日」なんだろうなと思います。
そして早くも長尾くんが、デビュー2年目のなにわ男子さん楽曲の中で、「長尾くんパート大賞」の上位に確実に入りそうな、ソロパートをもらえていて最高。
「1日」という、形のないものに対してリボンをかけるという、それくらい、大切に大切に君と過ごしたいんだという、真っ直ぐな気持ちが表れていて素敵です。
一体何が「サプライズ」なのか問題なのですが。
誕生日の「君」に、特別な1日を用意しているって考えることも出来るけど、「吹き消すたびに」ってことは、もう既に「君」と、そういったお祝いの機会があった可能性があり、きっとこれからも経験していくんだろう、そうであってほしい、ってことで。
このあとに続く歌詞も含めて、「付き合って1年目」の記念日の2人の、特別な1日なのではないかと思います。
そして、この曲がリリースされた11月16日は、なにわ男子さんデビュー1周年記念日の4日後というのも、めちゃくちゃ良い。
これまでリリースされてきた表題曲たちは、全て何かの作品タイアップになっていて、その作品の世界観に添ったものではあるけど、そうでありながら、どこか、なにわ男子さんと重ねて聞くことが出来るというのが、とにかく良いなと思っているんですよね。
楽しくて楽しくて最高すぎる!幸せ過ぎる!っていう、まさに、はっぴーはっぴーウインターすぎて。「好き」が溢れすぎて。キラッキラ。去年、君と一緒に雪を見てから、『一瞬も止まらない恋だった』なって、君と過ごしてきた時間を思い返す僕。『ハッピーサプライズ』は、僕から君への愛の贈り物なんだけど、君へのものというよりも、『二人だけの』ものだっていうのが、眩しくて良い。
僕と君が過ごす今日という1日が、二人だけの時間こそが、『ハッピーサプライズ』なんだ!っていう眩しさ。
2番にも、最高のみちながパートがあって嬉しすぎる。
昨日こんなことあってさ、と話す相手は、きっとすごく良い関係性の人だろうと思うし、昨日こんなことあってさ、をすぐに話したい聞いてほしいと思う相手は、大好きな人だろうと思う。
聞いて聞いてと話してくる君のことを、ニコニコ笑っている君の事を、その話自体は正直そっちのけで、めっちゃ可愛いと思っている僕。
『君はいつもよく笑う』の後ろに「かわいい」が隠れているであろうところが、これまた「初心だね」案件で良い。
この曲の中で、1番好きなパートがこちらです。
基本的にどんな楽曲であっても、歌っているなにわ男子さんに重ねて聞くことができる部分があると、嬉しくなってしまうのですが、『ハッピーサプライズ』は終始、君と僕のキラッキラウインターソングとして進められていく中で、この箇所が唯一、7人の現在地に重ねて聞くことができて、めちゃめちゃ好きです。
夢と現実、永遠を願う気持ちと有限な時間、どうしようもない切なさを山ほど考えた昨年末、なにわ男子さんがデビュー前から見せてくれていた、絶対に忘れたくない思い出は沢山あるけど、その思い出は全て抱きしめたうえで、それでも僕らは、『未来のほうに目を向けていこう』と、西畑さんが宣言する、その圧倒的な説得力が素敵です。
素直で、ニコニコよく笑って、『大胆でそれでいて純粋な』君。さすがに可愛すぎん?という、無敵なヒロインが描かれているわけですが。
そんな君に、一生懸命真っ直ぐに、この1年間恋をしてきた僕が、その恋を実らせることができた僕が、今日は君みたいに出来るだけ素直に、目一杯の愛を伝えようと考えているんだと思うと、どこまでもピュアで、美しすぎる愛の物語だなと思います。
『青く光った』というのは、何の光なんですかね。
冬の季節の、きらきらしたイルミネーションが浮かんできて綺麗。
ピュアで真っ直ぐで余裕がない、若くて青い僕が、今君をこんなに思っているっていう、そういう「アオハル」な気持ちを、これから先もずっと忘れずにいたいっていう、ずっとずっと君と過ごしていきたいっていう、決意であっても素敵だなと思うし、
個人的な願望としては、『ダイヤモンドスマイル』の系譜をひいていると、めっちゃ良いなと思いながら聞いています。
昨日会ったことを楽しそうにニコニコ話す君の「ダイヤモンドスマイル」を、僕は本当に愛しいと思っていて、そんな君みたいに素直になりたいと思っている。
だけど、君も「『私なんて』って台詞君には似合わないよ」って言ってくれる僕がそばにいたから、素直に笑っていられる君でいられたとしたら、そんな二人のキラキラ光る物語の続きだと考えても、面白い。
もちろん、『初心LOVE』から1年の世界線で考えるのも楽しいですよね。
「君の笑顔ひとつで僕の鼓動ざわめくんだ そうさ」なんて、まさしく、『ハッピーサプライズ』での「君」と重なるようで。
ロウソクの炎は消えてしまうけど、思い出は灯っていって、心は満たされて行って、記憶は積み重なっていく、君との関係性は強くなっていくという、幸せなものが増えていくという描き方が、美しくて素敵です。
『#MerryChristmas』
なにわ男子さん初の、クリスマスソング爆誕。
とにかく、「はしゅめり」という響きがめちゃめちゃに可愛い。
集まって一緒にクリスマスパーティーやりたすぎるランキング第一位(私調べ)、なにわ男子さんによる、さいっこうに良いクリスマスソングです。
平和の象徴ピナバタパート。
やはり、圧倒的「陽」を歌う長尾くんが好きです。「君」には、毎日山積みすぎる嫌なことが全部吹き飛ぶくらいのパワーがある。
嫌なことは全部僕が忘れさせてあげるよ、じゃなくて、「君が」僕の嫌なことを忘れさせてくれる、「君には」それだけのパワーがあるんだよ、と歌うのが、なにわ男子さんの歌らしいところ。
しかし、ピナバタの笑顔、無敵。
儚さの中の「永遠」を歌う西畑さんが、物語を背負う西畑さんが今回も存在していて素敵です。
やがて溶けてしまう雪、消えてしまう足跡。
「続け」と願う西畑さんの主人公感。
めちゃめちゃに可愛過ぎる、ハッピークリスマスソングでありながら、有限な時間の中で輝く儚さを兼ね備える、言葉たちが最高に美しいんですよね。
「いつまでも 続け」と、星に儚い願いをかけていた僕が、「想いは 溶けない」と、断言するのも良い。
儚くて美しい世界の中で、温かくて可愛い7人の密かな熱、決意のようなものが歌われていて最高。
現実世界から連れ出してくれる、王子様からの招待状のような曲。
「たった一人きり 頑張ってる」ことを、僕はちゃんと知ってるよ、分かってるよ、という立場の王子様なのが、とてもなにわ男子さんで良い。
悲しいこと、つらいことを、分け合っていこう、はんぶんこしよう、というのを、「シェアしちゃえばイイね!」というポップさで、明るく楽しい表現にしているのがめちゃめちゃ好きです。
そして、「ねえ聞かせて」が、ほんっとに可愛い!
なにわちゃんって、サンタさんだったんだな。
クリスマスのプレゼント交換は、友達同士でも、恋人でも親子でもするものだけど、単なるプレゼントじゃなく「サンタになったつもりで届けよう」、なのが、可愛い。
なにわちゃんって、サンタさんだったんだな。
最近のみちながパートが、大当たりすぎて最高。
「ワクワクHoly Night」の2人、めっちゃ可愛くないですか!?
過去から今現在、そして未来へ。このキラッキラの煌めきが、儚くもどうか永遠に続きますようにと、願わずにはいられない。
『One Pocket』
個人的に、推しの長尾謙杜くんがめちゃくちゃな「陽」側のヒトで、めちゃくちゃな「夏」側の人だと思っているから、というのもありますが、なにわちゃんは弾ける夏!アオハル☆が、すっごい似合うグループだという印象で。
そんな中での、この、冬の、ど真ん中感情大爆発セツナソング…良い…良すぎる…最高…語彙…となりました。
パフォーマンスするなら、絶対冬コンだろ、という楽曲が詰め込まれすぎている今回の作品、西畑先生を始めとして、どうセトリに組み込むのか、というのも気になります。
この入りだけで、想像できる君と僕の別れ。
少クラのパフォーマンスを見ながら、「なにわちゃん、、ほんとに全員主人公になれる、、、これで7本映画撮れる、、強い、、」という思いでした。
君が「もう行かなきゃ」って言うまで、それまではあんまり考えないようにしよう、いつもより遠回りして、どうか、このまま、と思っていた僕は、願掛けみたいに、もういっそ、「もう行かなきゃ」なんて言わないで、そしたらずっと一緒にいられる、、、、くらいに思っていて。
だけど僕は、君が別れ際にきっと、「もう行かなきゃ」って切り出すだろうな、君ならそう言うだろうなって事が予想できるくらい、その予想が当たるくらい、君のことを知りすぎている。
だって、日常で「もう行かなきゃ」って自然に言ったことあります?
今回の「君」もヒロインすぎん?
ここの高橋さんの「理由(わけ)も聞けないまま」からが、良すぎて良すぎて。
「もう行かなきゃ」って言ったのは君なのに、そのあと君はため息をつく。引き留めろよ!行くなよって言ってほしいんだよ、ヒロインは!と、高橋さんの肩を揺さぶりたくなる。
それとも君には、まだ他に何か、僕には言っていない、言えていない、行かなきゃいけない理由があるのか。
君は本当に「僕の前から」だけ、消えてしまったのか、もしかしたら、この世界から消えちゃったんじゃないか、と考えてしまうような、単なる未練ありまくりセツナソングにしては、あまりにもあまりにも切なすぎる詞が続きます。
なんで君は「少し泣きそうな顔で」笑っていたのか。
その理由を僕は、聞けないままお別れしています。
そして、きっと君は遠い街で、すっかり僕のことなんか忘れて元気にやってるよね、もしかしたらもう、新しい誰かがそばにいるかな?みたいな、君の現在地が一切描かれていません。
僕は、君が隣にいない世界で、こんなに苦しくて寂しいけど、それでも君がどこかで笑えていたらいい、幸せだったらいい、というような気持ちが何も表現されていない。
パフォーマンスが見られたのは、今のところ「ザ少年倶楽部」1回だけなのだけど、One Pocketを歌う7人の表情がとにかくめっちゃ良すぎて。良すぎて良すぎてMV欲しい。と思うくらい。
その中でも、ここの大西流星さんが最高すぎる。感傷に浸りながら、君との思い出だらけの道を歩く大西さん。切なさがめちゃくちゃ良いんだけど、持ち前の可愛さ故に、ヒロイン感も漂っているという。特に「歩けずにいるよ」の響きが、大西さんの歌声が、最高に可愛い。切ないけど、可愛い。
単なる失恋ソングではない、キミは、もっともっと遠くへ行ってしまったんじゃないかと解釈して聞いているので、「夜空」にキミの笑顔を思い出す描写が切なすぎて切なすぎて、ギューっとなるんですよね。
キミがいなくなってから、もう何度も冬があった、もう、キミに「もう行かなきゃ」って言われてから、そんなに時間が経っていたんだ、って聞いている我々も知るし、僕自身も、ここで気づいているような。
こういう雰囲気の楽曲を、これからなにわさん、どんどん歌っていってもらいたい!と思うようなめっちゃ好きな曲でした。
『君に恋をした』
推しの長尾謙杜くんが、この作品の中の1番の推し曲として挙げていた『君に恋をした』。
めっちゃ良いですよね!正直なことを小声で言ってしまうと、3形態全6曲の中の私の最推し曲は、このあと出てくる楽曲で、この曲ではないのですが。『君に恋をした』もめっちゃ良いですよね。好きです。
まず、「ました」「でした」で始まるのが、今のなにわ男子さんの、抜群の年下男子感が最初から武器のように、表現されていて、キラキラしていてときめく。
恋が始まったその瞬間ではなくて、「恋をしていました」って、これは、実は恋だったんだ、っていうことに気づいて、君に伝えたい!言いたい!ってなっているのが、可愛すぎて良い。きっとこれを歌う7人は、はちゃめちゃに可愛いだろうな、と想像できるので早くステージで見たい!
長尾くんの推し曲なので!なんと言っても。やってください!是非に!
会いたくて震えるのは、いつの時代もそうなんだな。
自分が歌い出しを担当している楽曲を「推し曲」として挙げる、長尾謙杜さんの可愛さ。
好き!が積もりに積もって、震えているにも関わらず、「気付いてくれますか?」と言っている。言えないんですよね、言いたいけど、言えない、勝手に、可愛い年下男子を妄想して聞いちゃってるけど、可愛すぎん?
めっちゃ好き過ぎて、キミばっかりで、もう苦しい!気付いて!って、気持ちは強烈に重たく、大きくなっているのに、目がちょっと合うだけでときめいて、「ほんの少しでも良いから」僕がまだ知らない君のことを知りたい、という気持ちになっていて、初心だね。最高に可愛い。
夢に出てくるくらい好きな人がいるって、素敵ですよね。そんな経験ないな。現場に飢えすぎていたコロナ禍の始まり頃にはよく、ステージで歌い踊る長尾くんの夢をよく見てたけど。(怖いおたく。)
初心LOVEすぎて。なにわ男子さんだから歌いこなせる、ピュアさが、素晴らしすぎるんですよね。
ここでは、君を好きになった瞬間のはなしをしていて。一目ぼれみたいな描写ではあるけど、「君の笑顔に」出会ったのは、もしかしたら、「君に」初めて出会ったのとは違う瞬間だったのかもしれず。もしかしたら、ずっと知り合いではあったけど、今まで知らなかった表情を初めて見る瞬間があって、偶然かもしれないけど、その最高の笑顔が僕にだけ向いたのを、初めて経験したのかもしれず。そうやって、もしかしたら、もしかしたら、って妄想を繰り広げていくのが楽しすぎるし、その妄想世界の主人公を、推しだったり、なにわちゃんだったりに置き換えて、勝手にドラマを作っていくのが、幸せな聞き方だなと思います。(怖いおたく。)
最近の長尾くんは、オトナから求められていることに応えた結果なのか、何か自分の中で意識しているのか、楽曲によってかなり、歌い方・声の出し方に変化があって、急に、え?これほんとに長尾くんの声?っていう歌声を聞かせてくれて、驚かせてくれることがかなり多い。
ここの「願うこと」を歌う長尾くんが見たすぎて。声が良すぎて。色々な難しさがあることを理解しているつもりですが、、、、ライブで何とか、フルサイズ披露してくれる楽曲を増やしていただけないでしょうか、という気持ちになる。
『Special Kiss』の中でも、「夢の中だけじゃ嫌なんだ」っていう表現がありましたが。
両方とも、夢に出てくるほどに、君のことが大好き!っていうピュアさと、若干の重さがいいですよね。夢の中の僕と君は、「雪が綺麗」だねと言い合い、笑い合っている。なにわ男子さんが歌うから、めっちゃピュアで、めっちゃ一途!素敵!みたいな歌詞になっているけど、ちょっと、言っていい人って限られるよな、そこらへんの人が言ってたら、ちょっとヤバいよな、という妄想で成り立っている箇所もあり。
だからこそ、良い。なにわ男子さんが歌うから、さわやかでときめいて、圧倒的に可愛くなる、というのが、最高に良い。
言いたくても言えない、でも、言いたい、もう夢に見ているだけじゃ嫌だ!でも言えない、気付いて、、、という気持ちをここまで、繰り返してきた僕が、最後に、「君が好きだ」を強く宣言します。
「君しかもう見えない」って、王子様しか許されない言葉ですよね。
『Flower in the snow』
今回の全6曲の中の、個人的な最推し曲です。
(来る夏コンでこんな真冬曲をやってくれるのか、ソワソワしてしまうところがありますが。)
なにわ男子さんの楽曲は、全部良いというのが大前提なんですけど、Time view以外は、直接的に本人たちが制作に携わっているわけではない中で、どこか、本人たちに重ねて聞くことができる楽曲、ラブソングであっても、等身大っぽいというか、今の7人だから似合ってしまう、というような、「僕」をなにわ男子さんに置き換えて、妄想できる楽曲が、特に良いな、と思っていて。基本的にそういう聞き方をしているおたくなので。
「君に恋をした」もそうだけど、『Flower in the snow』も、なにわ男子さんの真骨頂、みんな大好き年下男子感が存分に発揮されていて、何よりも、これをパフォーマンスしているときの、7人は最高にきらきらしているだろうなあと想像できて、めっちゃ好きでした。
「かなり早めに着いた訳を 上書きして待つ」が、とにかくめっちゃ可愛くて大好き。君がくるまでの、僕のソワソワした気持ちが描かれているわけですが。僕も今さっき来たところだよ、で、良いんだよ(笑)って言ってあげたくなる、どう言おうか、どう言うのが不自然じゃないか、めっちゃ考えている僕、可愛くないですか。
これ、君も予定時刻よりも、ちょっと早く来る女の子だったら、良いなって思うんですよね。
初デートなわけじゃなく、きっと、君と僕はもう何度もこうやって、待ち合わせをしたことがあって。
今まで、基本的にキミの方が、早く来ていることが多かったとして。だからこそ、今日こそは「キミを待たせたくはないと」、めっちゃ早起きして、しっかり準備して、出かけたは良いものの、さすがにちょっと早すぎて。
「なんで今日こんな早いの?(笑)」って君に言われたときに、さて、どう答えようか、を、ぐるぐる想像していたら可愛い。
そして、君がやってくるわけですよ。
ソワソワしながらも、辺りを見回していたら、ぶんぶん手を振って、きっと最高の笑顔で、こっちへ向かってくるキミを見つけて。
そこだけ、スポットライトが当たったような、僕だけに見える、きらきらした世界。恋って、最高ですよね、が散りばめられた言葉たちが眩しい。
この花火より君が綺麗だよ、とか、このイルミネーションより君のほうが、それこそ、王子様にしか許されない台詞ってあるけど、「雪に咲いたキミがとても綺麗」っていう、王子様の新しさも、とても良い。
もう、全部が美しいんですよね、僕にとって。隣にキミが居さえすれば。
寒かろうが、冷たかろうが、もうそんなことはどうでも良い。冷たく吹き抜ける風が、「歌うように」吹いていると感じるなんて、よっぽど浮かれている。そして、キミと手を繋ぐ口実に、使えるな、とさえ思っている。
冷たい風のおかげで、キミと手を繋ぐきっかけがある、って言っていた僕がまた言う、「もっと近づく口実が たくさん見つかる この季節が とても好きなんだ」。聡明な夕暮れの2人が担当するパートであるというのも、個人的にはすごく好きだなと思っています。
なにわ男子さんは、門限も破らなければ、「寄り道」さえもしない。特別がなくても、僕にとってキミは、特別なので、キミの隣を歩いていれば、きらきらしているから、という真っ直ぐさが、らしくて。
「時間よ止まれ…わけないな」の橋橋も、最高よな。
ずっとこのまま居たいけど、時間は残念ながら有限なので、こうやって見惚れているだけじゃだめだ、でも、やっぱりキミは綺麗で、って、なんと、なんと可愛い。
イチオシ曲の中で、もっとも好きな歌詞が、こちらなんですけれども。
勝手になにわ男子さんを主人公にして、勝手に脳内でMVを作成して、という怖い聞き方をしている中で、おたくの妄想をそのまま歌ってくれているような、THEな可愛い年下男子感がたまらない。(怖いおたく。)
キミが年上なのか、同級生なのかはともかく。「たまに出る」と僕は思っているけど、キミがずっと、僕のそういった全部を、分かっていたら面白いなと思うし、このカップルこの先も上手くいってほしいな、って、何様感満載の感想をもってしまいます。
独占欲がちょっとずつ見えてくる、終盤にかけても、良いですよね。カッコつけてたいと思っていた僕の言うところの、「余裕のない表情」がちらちらと見えてくる。
雪に咲いたキミ「が」、とても綺麗すぎて見惚れていた僕が、ここでは、雪に咲いたキミ「は」とても綺麗だと言っている。やっぱり、綺麗だな、って言ってるんですよね。再認識したような表現になっていて。
独り占めしたい、っていう気持ちも、実は僕の心の奥底には、ずーっとあった思いだと思うんですけど、ここで、改めて思っている感じが良い。
やっぱり、やっぱり君は綺麗で、大好きで、独り占めしたい、という思い。
若くて、瑞々しくて眩しい年下男子(と勝手に仮定しているだけ)の僕が言う、未来。
未来は、不確かではあるけど、今現在の、揺るぎない僕の気持ちが、最後に強く宣言されているのが、良い。
『冬がくれたたからもの』
シンプルな言葉が並んでいるからこそ、1つ1つの言葉が強くて、個人的には、そんな強くて美しいコトバの中でも、特に綺麗で好きな歌詞を、推しが担当していたというのが、最高すぎる楽曲でした。
冬の寒空の下で、星を見上げながら聞きたくなる、美しい、これまた、今までのなにわ男子さんには、無かった新しい曲調の作品。
「今までよりしっかり 君の距離が近い」って、すごくないですか。距離感のことを「しっかり」近いって歌うのすごいな。
君と僕の白い息をお互いに認識できるくらいの、物理的な距離の近さを、冬になって感じている。ちゃんと、君との距離が近づいていることを認識している。もしかしたら、去年よりも、近づいていて嬉しい、っていう気持ちもあるかもしれない。
1つ前の冬はまだ、恋人同士ではなかったとしたら、こんな距離感になれたことが、夢みたいだなって思っているかもしれない。
これも、え?長尾謙杜さんですよね?ほんとに?というくらい、あまり歌声として聞いたことがない声色を使って歌っているような箇所で、ファンタジー感の漂うコトバが、美しいので、ここを長尾くんが担当していることが、めっちゃ嬉しい。
余談ですが、長尾くんの指先が本当に好き過ぎるので、なんとなく、「唇に指を当て」ながら、夜空を見上げる、長尾くんの横顔が妄想できて、きっと、ポストカードになるような美しさだなと思うので、ほんとに!このパート!ありがとうございます!という気持ちです。
君と二人で過ごすことができる冬だからこそ、初めて知ることができる気持ちがあって、「大好きが止まらない」のも、「さみしいと気づく」のも、きっと一人きりでは経験することが出来なかった、君が教えてくれた気持ちであって。君のおかげで、こんな気持ちを知ることができたから、それらを全部ひっくるめて「たからもの」って言ってるんですよね。きれい。
「握り返してくれたね」の大西流星さん、可愛いですよね。大西さんの声ってなんでこんなに可愛いんだろう。知っているはずなのに、新曲を聞くと、うわ!可愛い!と新鮮にビックリすることがあるのですが、あれ、なに。あの無限の可愛さ、なに。
君のおかげで、今まで知らなかった気持ちを沢山しることが出来て、距離感も、嬉しいことにどんどん近くなっていて、だけど、こうやって「ひとりだけじゃ見えない星」を、また新しく見つけることがあるんですよね、君と一緒に過ごしていると。
これでもかと大好きで、大好きが止まらないんですけど、え?こんな気持ち初めて、というのを、まだまだ沢山、君は経験させてくれる。こんなに、恋って素晴らしい、大好きって素晴らしい、が詰め込まれてること、ある?というくらい、1つ1つのコトバが全部きらきら。
ちょっと待ってよ!ってなるんですよね、実は、はじめてだったんです。二人で過ごす冬が。出会ってから初めてなわけじゃなくて、冒頭に描かれているように、白い息をお互いに感じられるくらいの距離感になれてから、はじめての冬っていうことだと思うんですけども。
「なにかが変わる気がする」ってことは、もしかしたらまだ、正式なお付き合いはしていないんだろうか。いやいや、だって、手繋いでるけど。「二人だけにできること」とか、言っちゃってるけど。
もう既に、関係性はできていて、次の段階に行こうとしている話なのか、はたまた、これだけ心の中で色々と思っていても、「夜空に言葉隠した」僕は、まだ君に大事なことをひとつも伝えられていない状態なのかも、、、とか、妄想しながら聞いています。
ひたすら、『ハッピーサプライズ』に収録されている全6曲のはなしを、してまいりましたが。
なにわ男子さん、冬もめちゃくちゃ似合うじゃん!と。当たり前のはなしなんですけどね。
ジャニーズJr.時代から、なにわ男子さんは、夏男子感の強い楽曲を、沢山先輩方の楽曲も含めて、披露されていて、冬が似合わないわけでは決してないけど、夏のイメージがすごく強かったので。
新境地開拓のような、新鮮さのある曲調の作品や、今まで築き上げてきたなにわ男子さんの唯一無二性が爆発している作品が入り混じった、超豪華な3作品目のシングルだったな、という印象。
それにしても、もう4枚目が出てから結構時間も経つというのに、相変わらず、タイムリーさが皆無な感想文すぎて。
今後もゆるりと、好きなことを好きなように書いていきたいと思っております。
最後までご覧いただいた方、ありがとうございました。
てん
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