僕がどう生きるか

2023/07/28/19:13

 好きなことをして生きていきたいと、心底おもう。好きなことが金になるとわかったら、途端きらいになると知りながら。

 私は今、自分のことだけを考える。この一年、自分のことだけを考える。夏は受験の天王山。受験で人生は決まらないだろうが、この夏は人生を左右する。

 好きなことをして生きたいと、やはりおもう。好きなことが何なのか、真剣に見つめ直すのだから、やはりこの夏は人生を左右する。そう肯定したい。

 どうなるだろう。不安で不安で仕方がない。楽しみで楽しみで仕方がない。明日を精一杯に積み重ね、過去の自分の願いを叶えに行く旅を、私はどこまで続けられるだろう。

 きっと死ぬまで好きなことをしている。私は分かる。これは辞められないだろう。だが、何かが変わっていくはずだ。自分の中での優先順位、他者の重さ、自己の重さ、好きなことと人生とを天秤にかけるような浅はかな諦め方が、この先に待っているのだろうか。

 私は、この先の時代を見つめる。誰もが好きなことで生きていける時代を目指して、みんな必死に生きてきたはずだった。この先の時代、どこまでいけるだろうか。

 僕は、どう生きるのか。どう生きたいかは決まるだろうけど、どう生きていくかは運と気分と自分次第。明日の自分は明日決めればいい。大事なのは曲げないことだ。

 好きなことで生きていく。そこに必要なのは最早、覚悟以外の何物でもないはず。心が死ぬときにそこに一つ、私の最高が残ればいい。決して散らぬ花が開けばいい。

 そのために生きるのなら、どこを通っても遠すぎることはないだろう。道草は雑草ではないのだから。

雪屋双喜 僕がどう生きるか
2023/07/28/19:25

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