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読書記録 婚活食堂

読書 婚活食堂
PHP研究所 2018年

今日は昨日の雨から一変、
春の日がさして、きもちのいいお天気ですね。

今日も私のnoteを、ご訪問していただき
ありがとうございます😊

さて、このところ何冊かよんでいる山口恵以子さん今回は「婚活食堂」を読んだ記録です。

婚活って、お見合いパーティーとかは、
最近ですが、仲人さんがいたりとか、
結婚については、昔から紹介する仕事も多かったですね。

さて、この婚活食堂では、

◎あらすじ
主人公の恵は、東京の四谷のちょっと裏道に入った
ところで小さなおでん屋を開いていた。

そこには、
仕事帰りのOLやサラリーマンたちが、
温かいおでんと季節の料理、
おいしいお酒を求めて立ち寄っていた。

その中の一人に
家が形成外科のクリニックを営む
娘、咲子が結婚相談所主催の
婚活パーティーで知り合った
男性とのデート帰りに寄っていた。

また、20代の未婚の娘を持つ、
アパレル関連の派遣社員の茅子も
娘の婚活の進行具合を時折、
立ち寄っては、
報告していく。

そうして、その娘の咲子も
母に連れられて、
時折やってきていた。

そんな常連さんたちの
濃い人生の出会いの
話が散りばめられている。

主人公の恵はおでん屋を始める前は、
占い師だった。生まれつき
カンが冴えているというか、
友達に気味が悪い、
といわれるくらいだった。

そんな恵が占い師の
アシスタントのアルバイトを
始め、師匠の跡を継いで
占い師として活躍したのたが、
人生の大変動があり、
今は、おでん屋なのだ。

そして恵には、
見えた、愛し合っている人が
醸し出す、輝く光が。

それと同時にこれから、
人生のあまりよくない転機
の予想される人の背後に
立ち込める黒いもやが。

恵の不思議な力が
人を引き寄せ、
おでんと、季節のおいしい料理と
お酒に酔いしれながら、
人々が結婚や人生に
ついて語り合い、
自分の生き方に気づいて
いく物語。

◎感想

人はどうして結婚するのだろう、やっぱり誰かと一緒にいたいからだろう。同じ物を見て、同じ物を食べ、一緒に笑いえる人がいたら、楽しいかなと、私は心から思う。しかし「ずっと一緒にいたい」と思える人に出会うのはなかなか難しい。

そして、結婚して30年以上たった今でも、私は1人で考える時間、1人で何かに向きあう時間も好きなのだけれど。

最後に、このお話の中で、時折でてくる、おいしい料理についての記述がいい。しらす入りだし巻き卵、ほうれん草とチョリソーのキッシュなど、巻末にレシピが載っているのが、食いしん坊の私には、とっても嬉しい。

☆☆
おいしいものが好きな人、おいしい料理を作るのが好きな人によんでほしいです。

◎今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊

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