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別居婚のリアル

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出張の多い夫とは付き合った時からずっと遠距離で、結婚してからも別居中。同居の目処なし。 ここでは別居婚のリアルがわかる記事を集めていきたいと思います。
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2021年5月の記事一覧

亭主元気で留守でもいい #別居婚

「亭主元気で留守がいい」という言葉がある。 夫は家族のためにお金を稼ぎながら、家にいないほうが妻にとっては都合がいい――そんな意味の言葉だ。調べてみたら、もともとは殺虫剤のCMのコピーらしい。この言葉が生まれたのは1986年。ちょうど男女雇用機会均等法が施工された年だ。きっと男女格差は残り、家庭内で男女の役割がキッチリ分かれていたはずだ。だからこそ、この言葉は流行語に選ばれるほどウケたんだろう。今であれば「夫をATM扱いするなんてひどい」と炎上する、いわゆる「死語」ってやつ

"別居婚"の始まりにワクワクが止まらない

週末婚が終わり、私たち夫婦はほとんど会えなくなる。 結婚して新居に住み始めてから、私たちは週末だけ一緒に過ごす「週末婚」をしていた。夫は福島に長期出張しているので、週末になると特急ひたちに乗って帰ってくる。土日を横浜の家で一緒に過ごし、日曜の夕方には福島へ戻っていく。この週末婚が、私たちのニューノーマルになっていた。 ただコロナ前は、週末どころか月に1回会えればいい方だった。もともと夫は海外への長期出張する仕事をしており、台湾やクエート、カナダ、シンガポールなどと縦横無尽