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息子の発達と成長

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3歳の時に軽度知的障害と自閉傾向の診断を受けた次男の、発達や行動に関する記事です。経験したこと、感じたこと、現在困っていること、将来への不安と希望、など。
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#わたしとフロンターレ

この子がボールを蹴る姿なんて一生見られない気がしていた

ある日の夕方。夕食の準備をしようとキッチンに立った私。リビングで何やら遊んでいる息子を何気なく見ていて、固まりました。 リビングの床には柔らかいゴムボール。全然使っていないのでふだんは物入れにしまっているのですが、私が他の物を出したときに転がり出たのをそのままにしていました。 息子、どこからか持ってきたごみ袋を広げ、口が横を向くようにしてセッティング。ゴムボールを蹴りながらごみ袋の方へ向かいます。少し苦労しながらも足だけでボールを袋に入れると、「やったー。100てん!」と

小1子連れのお試しサッカー観戦

家族でサッカー観戦に行く。 私が地元のJリーグクラブである川崎フロンターレにはまり、等々力陸上競技場に通い出した昨年からの、ひそかな夢だ。 ネックとなっているのは、この春小学生になった次男だ。どう転んでも2時間おとなしく座っていられる人ではない。 「0歳からのファミリーコンサート」的な子連れのためにあるような場ですら連れてきたことを後悔させる自由人ぶり。苦い思い出には枚挙にいとまがない。 等々力に通い始めた頃。子どもを夫に託して試合を観た帰り道、子連れサポーターの多さ