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noteを書く。文章を書く。

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誰かの心になにかを残せる文章を書きたい。「書くこと」についての記事をまとめました。
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#note

誰かの心に残る文章を書きたい理由

今月、noteを始めて1年になります。そのうち9か月ほど手をつけていない時期があったので、実質の活動期間はだいぶ少ないのですが、とにかく1周年。 noteを始めた理由は、当時子どもの発達のことでぐちゃぐちゃだった頭の中を整理したかったから。頭の中を飛び交っているさまざまな思いをちゃんとした文章にして外に出したかった。それだけでした。 でも、記事をいくつか書いているうちに、文章を作るのがどんどん楽しくなりました。他のテーマでも書きたくなって、noteのお題なども利用するよう

ただひとつの記事に、ただひとりの熱烈なファンがほしい。

自分が読み返す用に、非公開のマガジンを作っています。先ほど、このマガジンに3つめの記事を追加しました。 このマガジンは、いわば殿堂入りnote置き場。たまたま読んだある方の記事に自分でも戸惑うぐらい揺さぶられたのがきっかけでした。 その記事について書いた私のnote。 好きすぎてスキも押せず書き手さんをフォローもできない記事。こっそり読み返したくて作ったマガジンです。 1年以上たった今でも、読み返すたびにどきどきするし、嫉妬するし、一語一句これと同じものが書きたいんだ

「クリエイティブ」という言葉が、まだ少し怖い

自分からnoteを始めておいて言うのもなんですが、「クリエイティブ」とか「クリエイター」という言葉に苦手意識があります。すみません、けんかを売っているわけではないです。 私は筋金入りのマニュアル人間。「クリエイティブ」とは対極のところにいると思っています。 いつも、すでに世にある「正解」をよりどころにして生きてきました。「正解」に寄せておけば責められない、そう信じていたから。だから、答えがひとつじゃない問題は嫌い。絵を描くのでも、写生は苦にならないけれど想像して描くような

心が動いた場面こそ言葉を尽くしたい。

noteを書いてきて気づいた、自分の書き方の癖のようなものがあります。 心情的なクライマックス、つまりいちばん自分の心が動いた場面ほど、あっさりと短い言葉でまとめてしまうのです。 その場面こそが書きたくてテーマに選んだはずなのに、言葉がなかなか出てこなくて、その時の心情を細かく丁寧に描写することができない。その場面に至る導入部分のボリュームの方が大きくなってしまいがちです。 「書くことそれだけかいっ!」と自分につっこみを入れることもしばしば。で、無理矢理なにか足してみた

「つながる」「とどける」に関心がなかった私がnoteを選んだ3つの理由

ブログでもよかった。オンライン上である必要すらなかった。 なぜnoteだったのか。 1年前、私がnoteを選んだ理由を書いてみます。個人的な理由ではありますが、どなたかの参考になればとても嬉しいです。 今でこそいろいろなテーマで文章を書いたり、いろいろな方の記事を読んでスキしたりと楽しいnoteライフを送っていますが、登録した当初はただ、書くことで自分の頭を整理したいとだけ思っていました。頭の中をいつまでも回り続ける諸々の気持ちを言葉にして外に出し、脳みその容量を空けたか