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苦手な人とは、距離を置かないのも策

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

苦手な人とは距離を置きたい、できれば顔を合わせることも避けたいと思うのは人情ですが、距離を置くほど、苦手意識が強くなるのも事実です。
接点がなくなれば、会話もなくなります。
会話がなくなれば、相手への理解が進むはずもありません。


ですから、相手の懐に飛び込むような行動をしてみるのもいいでしょう。
たとえば、挨拶に相手の名前を添える。
「●●さん、こんにちは!」
 会話の端々にも
「●●さん、お考えを、聞かせていただけませんか?」
 相談や意見を求めるのも、いいでしょう。

 人は自分の名前を呼ばれるほどに、心を開くものです。
 名前を呼ばれることで、他者より自分を重視している。特別扱いしていると思うのです。
 そして会話が増えれば、相手への苦手意識も、和らいでいきます。
これは、心理学での繰り返し接すると好意度や印象が高まるという「単純接触効果」を活用したものです。

 それでも、どうしても苦手。話しかけると、気が重くなるという人もいるでしょう。
そうした場合も、避けるのではなく相手が持つスキルや個性などを、自分のものにしてしまおうと、切り替えてみてはいかがでしょうか?

苦手な人とは、自分にはない考え方や行動ができる人です。
ですから、「学びの宝庫」ということになります。
苦手な人をそのままスルーするか、反面教師にするかは捉えかた次第ですが、自分にとって価値がある。
プラスになる存在だと思えば、割り切って付き合うこともできるはずです。
私の苦手は、自信たっぷりにぐいぐい主張してくる人です。
「私はこう思う」
「私に任せておけば間違いない」等。
「私」視点の発言が多い人とは、正直話をしたいとは思えません。
 やり込められそうで、身構えてしまうのです。

 そして、私の周囲にはこういうタイプの人がいるのも事実。
 ですから、「こういう話し方はしないほうがいいなあ」
「この場合は、私ではなく私たちと言うほうがいいかもしれない」
「もう少しトーンを落として話せば、圧力を感じない」などと。
相手を勉強材料にすることで、そつなく接することができるのです。
 すると、「苦手だ」という気持ちが「大嫌い」という感情にまで発展することは、ありません。

~苦手な人は「学びの宝庫」~ 

最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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