つくり笑顔は侮れない

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

「つくり笑顔」（「デュシェンヌ・スマイル」とは、

●口角（を上げる
●目尻にシワを作る
２つの条件を満たした笑顔のことで、フランスの神経内科医、デュシェンヌが発見したため、この名が付きました。

作り笑顔をすると、それだけで脳が前向きな状態に変化し、やる気も出やすくなることも、カリフォルニア大学の実験によって判明しました。
通常は、脳の中で先に感情が生じ、表情はその結果として顔に表れてくるのですが、作り笑顔は、因果関係が逆で、無理矢理に浮かべた作り笑顔であっても、脳の中で後から前向きな感情が生じるのです。

ぜひとも「つくり笑顔」のレッスンをしましょう。
私は朝晩、洗顔を終えたら鏡に向かって口角をあげて目尻にシワを作る「つくり笑顔」のレッスンをしています。それは自分の心身の健康を保つためだけではなく、ビジネスの場でも活きる術です。

何かとストレスを感じるビジネスの場こそ「つくり笑顔」で、接してみましょう。すると、強張っている表情を浮かべている方や険しい顔、不機嫌そうな表情の方も、あなたの「つくり笑顔」に釣られ表情が和らぎます。

人は緊張状態になると、思考の幅を狭め仕事の能率が落ちてしまうもの。
一方、笑顔は気分を高揚させ仕事へのやる気や実行力を高める。
あなたのつくり笑顔で周りの人も笑顔になれば、皆の仕事の効率を上げるだけでなく、職場の雰囲気も明るくなります。

また、笑顔には信頼を得る力もあります。
仏頂面の人は。人を寄せ付けない雰囲気がありますよね。
しかし笑顔は「私はあなたに心を開いていますよ」という意思表示ですから、相手もあなたと信頼関係を結びやすい状態になるのです。
笑顔は人と良好な関係を築くために、なくてはならないものです。

笑顔でいる人の周りには、人が集まります 。笑顔には笑顔が返ってきます。

笑顔は人間関係を良好にする効果があるのですから、積極的に「つくり笑顔」をしましょう。「人前で笑顔を見せるなんておかしい」と思う向きもありますが、ビジネスの成果で信頼を得るのは実績と時間が必要ですが、「つくり笑顔」ならば実績も時間も要らず信頼を得ることができます。
つくり笑顔は侮れないのです。

そうはいっても、失敗やトラブルが続いているときには、なかなか笑顔ではいられませんよね。大切なプレゼンの前や憧れの人に会う前を想像するだけでも、あなたは緊張してくるはずです。そんなときこそ、鏡にむかって「つくり笑顔」をしてみましょう。
緊張やネガテイブな感情から解き放たれたような気持になります。

男女や年齢、職業、立場、国籍を超えて相手を好ましい存在であると、認識する。身体面の健康を守る「つくり笑顔」。
健康とコミュニュケーションに寄与する「つくり笑顔」を味方にしてください。

～つくり笑顔で健康とコミュニュケーション上手が手に入る～

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