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誰もが本来、話したがり屋さん

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
口下手や恥ずかしがりや、人見知りを自認する方であっても、本当は話がしたい。自分の話を聞いて欲しいと願っているものです。

そんな気持ちを察せず、やっと口火を切った人の話を聞こうとしないで「なるほどね、ところで……」と。
共感をしているようなふりを見せて、話を転換しようとする。
あるいは「分かった、分かった、要は●●ということでしょう」と話をまとめたがる。
「その話は前にも聞いたよ、それよりも……」などと、話の腰を折る。

一度でもそんな目にあえば、相手を嫌いになるだけでなく「また、同じ目に遭うかもしれない」と。人前で話すのをためらってしまう。
それは、口下手な人や人づきあいに苦手意識がある人を、増やすだけです。

「そのうち、自分で気付くだろう」「悪役には、なりたくない」と、見過ごすのも策でしょうが、相手が友人ならば私は、さりげなく注意をします。
ストレートな物言いは争いを生むだけ損だからです。

たとえば「できれば、その話は、後にしていただけると助かるのですが」
「できれば、~していただけると、助かるのですが」というフレーズは、「できれば」に「助かります」を添えているので言いやすく、さりげない注意になるのです。

もう少しフォーマルに伝えるならば
「たいへん申し上げにくいのですが」と、トラブルを避けるひと言をクッションにおいて「それは後ほどうかがいますので」と伝えてもいいでしょう。

「会話泥棒」のような人に注意をする際は「言い回し」に気を配るのがコツです。

「できれば、~していただけると、助かるのですが」
「たいへん申し上げにくいのですが」
のほかに
「そういえば、一つ、よろしいですか?」と、今思いついたかのように伝えたうえで「別の機会にお話ししましょう」などと、言うのもいいでしょう。

あるいは「失礼かと思いましたが」
親しい人ならば「避けるようで申し訳ないのですが」も使えます。

「会話泥棒」のほとんどは無意識にやっていることですから気付いたらウヤムヤにしないで、さりげなく注意をしましょう。
それは、相手を思いやることでもあるのです。

~会話泥棒にさりげなく注意するのは、相手を思いやることでもある~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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