あなたの1分いくらですか?(続編)
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
昨日投稿の続編をお届けします。
お金儲けや投資話に心が揺れるのは誰しも同じ。
預貯金を増やすために、倹約や節約に励む気持ちも分かりますが、お金の問題を考える大前提は「自分の1分コスト」を知ること。
ここがきちんとしていないと、やみくもに働く。お金を追いかける人になってしまいます。
Sさんは、外車販売の営業職。
働き方改革を推進している会社に属しているのですが、休日はお得意様と接待ゴルフ、終業後には接待の酒宴と。
本人曰く「仕事漬けの毎日」ですが、それで営業成績がトップクラスかといえば、いたって普通。
彼の場合、仕事に時間を費やすことが、お金につながると勘違いして、やみくもに働いているだけなのです。
一方、同僚のHさんは残業や接待はしない。
就業時間を目一杯使って、営業する姿勢を貫いて成績はトップクラスをキープし続けています。
もう皆さん、おわかりですよね。
Sさんは、「自分の1分コストを知らない、考えたこともない人」であり、Hさんは無意識かもしれませんが「自分の1分コストを算出して、求められている成果を出すために最善の策を講じている人」。
自分の1分コストを理解するとしないのでは、1年、3年、5年……ビジネスやプライベートで大きな差が生じます。
「あなたの1分、いくらですか?」
すぐに応えられるあなたでいてくださいね。
それが輝く明日をつくる、お金に好かれる基本です。
1分コストではピンとこないという方は、時間コストを(昨日の投稿で計算方法をご確認くださいね)メモ帳やタブレットに記録して、意識付けするのもいいでしょう。
この習慣で「時は金なり」の本当の意味が分かります。
次回は、「これが理想のお金の使い方」についてお伝えします。
お楽しみに! 臼井由妃
最新刊・好評発売中 ひと言で味方が増える!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?