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「たぶん」「はず」では、仕事の姿勢を疑われる

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

ビジネスの場では出来る限り曖昧な表現は、避けるのが基本です。
たとえば
「たぶん、午後2時からだと思います」
「午後2時からのはずです」
 などとスケジュールを告げられたら、
「たぶんって、確認していないのか?」
「……はずって、それでいいのか?」
突っ込みたくもなりますね。

「午後2時」と、断定していない。含みを持たせた表現ですから、自信がない印象を与えてしまいます。
ビジネスの場で、このような受け答えをすれば、
「大丈夫なの?」「やる気があるの?」
仕事の姿勢そのものを、疑われてしまいかねません。
 
「たぶん」や「~はず」という表現は、ほとんどの場合「クセ」。
自分では気づかないものですから、これを機に確認してみてください。

 「たぶん」や「~はず」は口にしてないという方でも、つい言ってしまうのがこんな表現です。

1「完成まで多大な労力を費やした」
2「みかんをたくさんいただいた」
3「ちょっとお待ちいただけますか?」

あなたはどんなイメージを抱きましたか?
1の「多大な」と聞いて、期間は10年以上、お金は億単位、何千人もの人が関わるというように、イメージを膨らませる人もいれば「大げさな発言」あるいは「営業トークのようなものだ」と、考える方もいらっしゃるかもしれません。

2の「たくさん」は多くの方が使うと思いますが、だからこそイメージの誤差が生じやすい表現でもあります。
「たくさん」と聞いて、5~6個ほどを考える人もいれば、10個.ダンボール一箱、それ以上、イメージを膨らませる人もいるでしょう。

3の「ちょっと」は、発言する側は気軽に使うケースが多いといえますが、
『「ちょっと」って、いつまでかかるんだ』
「ちょっとだと思っていたのに」というように、相手によってはイライラの原因になる場合もあるでしょう。
このように数量を相手に説明するときには、具体的な数字を明示しないと、認識のズレが生じてしまうのです。(明日に続く)

~具体的な数字を明示しないと認識のズレが生じる~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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