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ビジネスシーンでは「小さなミス」が命取りになる

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

ビジネスの場では、どんな理由であっても約束を破るというのは、信頼を失うもとになります。誰もが時間に追われ働いているのですから、忙しいから間違えたというのは、理由になりません。
取引先やお客様との関係では、自分がまいたタネではなくても勘違いの原因を相手に問いただすことなど、基本的に許されません。
ですからあやふやな伝え方はもちろんしない、中途半端な聞き方もしないのは鉄則です。

たとえば「7」は普通「なな」と発音しますが、稀に「しち」という方がいます。これは「1=いち」に聞こえますでしょう。心に余裕がないと、自分流の解釈をしてしまって「1と7」を間違えたりするのです。
 確認すれば済むことなのに、しないまま話が進展したら。怖いですよね。
 私は慌て者ではないから、こんなバカなミスはしないと、思う方も多いでしょうが、名前はどうでしょうか?
 出会った人すべての名前を記憶している人など、先ずいないでしょう。
 

 私自身「祐子さん」(さちこさん)を「ゆうこさん」と言ったり「西村です」と電話をしてきた方を「西浦さん」と聞き違え話を進めてしまったり。 これらは、忙しい気分に自分を追い込んでいる時に起こすものです。
 

 取引先の「山崎社長」は、本当は「やまさき」なのに「やまざき」と長年言い続けていたこともありました。
 このケースは初対面の時に、ゆとりがない聴き方をしているから。きちんと確認すれば起きないミスですね。
 名前を間違えられるということは、誰にとっても嫌なものです。
 自分の存在が相手にとっては、たいしたことがない。頼りにされていないとか、心を許していないなどと、受け取られる可能性もあります。
 初対面はもちろんですが、親しい人であっても、仕事で頻繁に会う相手であっても「忙しさ」をにじませて対応するのは、タブーです。
 周囲の気を散らすだけでなく、自分もますます急きたてられ、ミスをするリスクも高まるでしょう。

忙しい時こそ、
●笑顔を見せゆっくりと話す
●しぐさもゆったりする
●数字や期限、名前などはそのまま聞くのではなく「12月2日が締め切りですね」とか「明日の午前11時に●●ですね」と念を押す。名前は名刺交換の時には必ず読み方をフルネームで確認する。

相手が忙しそうに話をしてきたら、その波長を受けて慌てたり翻弄されることなくやや低めの声でゆっくりゆったり応対しましょう。
そうすれば、相手も落ち着きを取り戻し、きちんとした会話ができます。
仕事ができる人は、そうした配慮ができる人でもあるのです。

~名前の間違えは誰にとっても嫌、スルーしない~

最後までお読み頂きありがとうございました。 臼井由妃

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