見出し画像

「わかりました」に潜む誤解

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

何気なく口にする「分かりました」は、目上の方やお客様等との会話には相応しくない場合があります。

上司との打ち合わせや会議の席、取引先との商談の際などは、「分かりました」ではなく「かしこまりました」や「承知致しました」です。
時折「了解です」という方がいますが、この言葉を好ましく思わない私世代(50代)以上の方は多いといえます。

実はこれらは同僚や部下に対して使う丁寧語で、上司やお客様に対して使ってしまうと失礼に当たるのです。
気にしないという年配の方もいますが、最高の結果を出す「あなたらしい話し方」としては、相応しくないでしょう。
また、命令形の言い回しは、敬語を使っても威圧感が漂います。
相手に不快感を与えてしまうので、避けましょう。

実は以前、私は注意をうけたのです。
あるイベントを主催したときのこと。
開始時間が迫っているのに、会場の外でおしゃべりをしたり喫煙したり、携帯電話で長話をする方がいたので

「中に入ってください」「お話は後にしてください」等、促しました。
少々声が大きかったのも良くなかったのでしょうね。
「そんな言い回しでは、聞く耳をもたない」
「余計に言うことを利きたくなくなる」と、先輩経営者から教えて頂きました。

確かに、相手の立場になれば「カチン」とくるでしょう。
たとえば「●●してください」 → 「●●していただけませんか?」
「●●はやめてください」 →「●●はご遠慮いただけますか?」

語尾を依頼形にするとソフトで、意向を伺う話し方になり共感も得やすくなります。

~何気なく「わかりました」「了解しました」と言っていない?~

最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

💛最新刊・好評発売中💛

💛毎日配信standfm「言葉のパワースポット☆ウスイユキチャンネル」💛

💛YouTube始めました・チャンネル登録を謹んでお願い致します💛



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?