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意外に知らないプレッシャーを与える言葉

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

話し方で損をしている人とは、礼儀を知らない、言葉足らずな方というわけではありません。
むしろ、何事にも熱心で前向き、明るい方だったりするのです。

そういう方から、こんな言葉を耳にしたことは、ありませんか?
「絶対にお返事くださいね」
「必ず顔を見せてください」
「ずっと待っていますから」

 文章ですとあまり感じないかもしれませんが、面と向って言われると、なかなかの存在感です。
「絶対に」「必ず」「ずっと」などの言葉は、そんな意図がなくても相手の行動を指図するような雰囲気を醸し出します。
 人はあれこれ指示されると、面白くないもの。反発を覚え逆の行動をとりたくなります。

「絶対にお返事くださいね」と言われたら、「気が向いたらでいい」とか相手の状況によっては、「絶対に返事などするものか」と思うでしょう。
「必ず顔を見せてください」と言われたら、「自分の都合ばかり押し付けて、勝手な人だな」「絶対に行かない」と反感を招きますし「ずっと待っております」と、言われたら「重い」「怖い」などと思われてしまうことも、あるでしょう。
 熱心に伝えることが、相手に嫌悪感や不快感を与える。
 これはとても寂しいですね。

 

 柔らかく分かりやすく伝えるには、思いをダイレクトにぶつけてはいけません。健康の秘訣は、「腹八分」と言いますが、会話は「腹六分」が適量です。「腹六分の会話」には、ゆとりや奥ゆかしさが感じられるからです。
その方が、何倍も相手の心をつかめますし、相手自ら行動を起すものです。

「絶対に」「必ず」「ずっと」「きっと」「ぜひ」というような念を押す言葉。「あなたのためを思って」「あなたを信じているから」というような、プレッシャーを与える言葉。
 これらは、命令口調でないだけにまったく気づかず相手を不快にさせている場合があります。あなたの魅力や能力に影を落としているかもしれません。話し方で損をしないためにも、記事を参考にしてくださいね。

~会話は「腹六分」が適量~

最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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