イエスを引き出すには「……ね」がカギ
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
不思議なもので「〇〇に違いありません」「〇〇に決まっています」と言われると反発したくなりませんか?
人は決めつけられるのを嫌います。それは自分が相手よりも立場が下、不利という印象を抱くからです。ですから、相手の同意や共感を得たい時には、あなたの考え方や方針、行動にゆるぎない地震があっても「です!」「違いない」「絶対に」「必ず」など、完全工程は禁物です。
それは発言は、相手に考えさせる余裕を与えず、反感を抱かせるだけ損です。特に形に残る文章に使えば、読み返すたびに「決めつけられている」「押し付けられている」と不信感は増すばかりです。
そんな事態は避けたいでしょう。そこで、おさえて欲しいのが、「……ね」という表現です。
例えば商品の納期を厳守して欲しいという気持ちから「絶対に約束は守ってください」「納期厳守です!」と伝えるよりも「納期は8月3日ですからね」「何か(困ったことがあったら)早めに伝えてくださいね」というように「……ね」を語尾に置くのです。
すると言い放たれた印象ではなく自分に語り掛けている。メールやチャットの文章で、リアルで会話をしていなくとも、話に加わっているような気持ちになります。
すると「そうですね」「わかりました、よろしくお願い致します」と相手の提案や意見に従う。思わず「イエス」と言ってしまう。「イエス」の行動を自然にとるのです。
「……ね」は、説得を納得に変えるひと言。ただし多用は禁物、ここぞというときに、「……ね」を使いましょう。
~「……ね」は説得を納得に変えるひと言~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃
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