場をしらけさせる「たとえ」もある
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
何かの状態や気持ちを表す「たとえ」という表現法は無限にありますが、時にその場をしらけさせる「たとえ」もあります。
その代表格が、自慢や実績を「たとえ」に引用することでしょう。
著者仲間での、食事会の席でのこと。グルメ垂涎のフレンチレストランでのフルコースを、私も楽しみにしていました。
ウエルカムドリンクの「シャンパン」から始まったのですが、ある人が「フランス留学していた時によく飲んで味に似ている」というと、
「本当に留学していたの?」
冗談交じりに「ペーパー留学じゃないの?」と言う人が、現れました。「フランス留学」という彼の発言は、嘘ではないことを私は知っていましたが、「フランス留学していた時によく飲んで味に似ている」というような発言は「自慢」に受け取る方もいます。
本人にその気がなくても、場がしらける可能性があります。
ですからシャンパンの味を表するならば自慢を漂わせるたとえは封印して「ふくよかな香りが鼻を抜けていきますね」
「喉が恋しがっていた味です」など。
その場で感じたままの「たとえ」を使った方が賢明です。
ただしたとえは、●誰にも分る ●できる限り短い
2つの要素が要です。
延々と語るのは「エピソード」であって「たとえ」ではないことも、知っておきましょう。
~「たとえ」は誰にでも分る、できる限り短いものが好ましい~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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