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たとえ話はスパイス、入れすぎは煙たがれる

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

たとえ話は、相手の興味をひきつける効果があります。
だからと言って、長くすると話の本筋をはずれ、趣旨がぼけてしまいます。
たとえ話は「スパイス」です。
スパイスも、入れ過ぎれば
「カッコをつけている」「賢く見せようとしている」
「気取っている」とさんざんです。

たとえ話は「短く・面白く・分かりやすく」が基本。
グルメ番組でレポーターが料理の感想を聞かれ
「しっとりと滑らかな触感で、香ばしい」と表現するのと
「プリンのような食感で、香りは焦がしバター」では、どちらが分かりやすいでしょうか?
好みはあると思いますが、後者のほうがイメージしやすいですよね。
でも、調子に乗ってたとえ話を続けたら、聞いているほうは「うんざり」してきます。
たとえ話は、ほどほどに。話を長くしないためにも注意したいですね。

 いわゆる「成功者」「できる人」と言われる方々にお会いしてきて、感じるのは「話が短い」ということです。例外なく彼らの話は簡潔です。
話の長さと年収は比例している、といってもいいでしょう。
仕事が出来ない人は話を短くするために、適切な言葉を選ぶ。
考えることをしていないのです。
何も考えないで「話したい」ことを話しているから長くなり分かりにくい、薄っぺらな内容になる。
言葉に重みがなくなり、評価を下げている。

「話が長い」という一点のために「昇進」や「昇給」を妨げているとしたら、見逃せないですね。
「話は三行でまとめる」「一息で話せる範囲にとどめる」など、自分なりのルールを決めるといいでしょう。
 ちなみに私は、「一文は一分以内にまとめる」を、心がけています。

~一文は一分以内、たとえ話はほどほどに~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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