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「叱る」と「怒る」を混同していませんか?

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
誰であれ、どんな事情があっても、人を叱ることは気が進まない。後味が悪い。叱らずに済むものならば、スルーしたいと思うのは人情でしょう。

私たちが叱ることを嫌ったり敬遠したりするのは、なぜでしょうか?
いちばんの理由は、叱ることを「ネガテイブな行為」と、捉えているからです。
叱ることは、上から目線で押さえつけるような印象を抱くうえに、感情的になりついキツイ言葉が出てしまう。
結果、相手を傷つけてしまうのではないか。嫌われてしまうかもしれない。
そんなふうに思っている方も、多いでしょう。
このように受け取るのは、「叱る」を「怒る」ことと、混同しているからです。でもそれは誤解です。

「叱咤激励」という言葉からもわかるように、「叱る」というのは、相手が気づいていない点や勘違いしていることを的確に伝え、それを改善してもらいたい、成長して欲しいという期待と励まし、愛情から発せられる「ポジテイブなコミュニュケーション」です。
「叱る」ことは良い人間関係を築くチャンスであり、相手との絆を深め仕事を円滑に進めていく上でも、欠かせないのです。

あなたの気持ちをきちんと受け止めてもらうには、叱り方にも技術や工夫が必要です。
それは、あなた自身のコミュニュケーション能力や人間性に磨きをかけ、幹部や管理職といった将来のポストが備えておくべき「ヒューマンスキル」を育む大事な学び。出世や昇進にも関わってくるのです。
叱ることは相手も自分も成長する、貴重なチャンス。
そうポジテイブに捉えることが、何よりも大切です。

 では、どんな叱り方をしたら良いのでしょうか?
 先ずは、あなた自身の「叱られた体験」を思い出してくださいね。
すごく傷つき、相手への嫌悪感が残っただけだったのは、どんなふうに叱られたときでしたか? 
指摘されたことを素直に受け止め、「直そう」と前向きになれたのは、どんな叱られ方でしたか?

叱られるのは誰でも嫌なものですが、
「叱ってくれてありがとう」と、感謝の念が募ったことはありませんでしたか? そこに、叱り方のポイントが見えてくるはずです(明日へ続く)

~叱ることは相手も自分も成長する、貴重なチャンス~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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