幼稚に受け取られてしまう原因とは?

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

話し方は、人の印象を大きく左右します。
たとえば、返答する際に
「分からないんだよね~」「本当~ ?」
こんなふうに語尾を伸ばすと、幼稚で頭が悪そうに見えてしまうもの。

では、語尾を短くするとどうなるでしょうか。
「分からないのですが」「本当ですか?」
幼稚さは消え、知的な印象になります。
伝えたいことは同じでも、語尾が伸びているか否かで受ける印象が大きく変わるのです。
敬語を身に着けたり、四字熟語や慣用句等を学ぶのも大切ですが、まずは、
「語尾が伸びていないか」自分の話し方を、確認してみましょう。

1他にも、イメージを伝える「●●っぽい」「……みたいな」

2丁寧に伝えているつもりで口にする「企画書のほうをお持ちします」「今日とか……、お時間いただけますか?」

3ラ抜き言葉の「見れますか?」「出れますか?」
 なども、幼稚に見える話し方です。

イメージを伝えたいならば、「●●に似ている」
「私の印象では●●に近い」など、ビジネスの場にふさわしい言葉を選びましょう。

丁寧に伝えたいという思いは理解できますが、
「企画書のほう」の「ほう」とは、何でしょうか?
「●●のほう」という表現が癖になっている人は、驚くほど多いものです。
私自身、コンビ二で買い物をした際、「おつりのほうは」と、言われたことがありました。「ほう」をつけると、丁寧になると錯覚している方が少なくないのです。
「お名刺のほう、いただけますでしょうか?」
 以前、パーティーの席で耳にしたことがありますが、年配の相手は困惑していました。
 ほうは、方角や向きを示す時に使うものと理解しましょう。

また、「今日とか」の「とか」は、自信のなさや曖昧さの表れ。
こんなふうに話をされたら、きちんと応える気が失せてしまいます。
そして、ラ抜き言葉のほとんどは、無意識で出てしまうと言っていいでしょう。
気にしないという方もいらっしゃると思いますが、これらは品位を落とす、軽い人と思われる話し方であることは、間違いありません。
話し方一つで、評価を落としているとしたら、残念ですね。

~幼稚に受け取れる、話し方一つで品位は落ちる~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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