卒業して20年後にはこうなるという例
この記事は奈良高専 Advent Calendar 2022 14日目の記事です．
冒頭に番宣
国立情報学研究所によるプログラム「情報科学の達人」が第4期生を募集しています．高専1−4年生が対象となっておりますので，ぜひ積極的なご応募をお願いいたします．この記事の目的は99%これなので，以降の文章を読む必要は特にありません．
この記事を書いているのは誰
@yukiuranishiと申します．2002年3月情報工学科卒業，2004年3月電子情報工学専攻修了と，奈良高専を離れておよそ19年が経とうとしています．関西にある大学の方から来た，パソコンにちょっとだけ詳しいクライマーです．同姓同名の大学教員がいますが，その方とは関係ありません．
このアドカレに参加した理由
上述の情報科学の達人つながり．魔が差したとしか言いようがないです．皆様におかれましては，いきなり訳のわからないおっさんが駄文を押し付けてきて本当に申し訳ないです．
在学中の様子
1997年4月に入学しましたので，四半世紀も昔の話となります．いたって標準的な高専生活を送っており，
Z80の実験中に7セグで「コントラ」って表示させて喜ぶ
実験開始前，実験室のホワイトボードに「You got mail!」ってかっこいい筆記体で書いて放置していたところ，実験が始まってからHMM先生に無言で消される
高専祭アウトライブでビンゴ大会を開催し景品をばら撒く (2年連続)
授業中にバンドメンバーらと書き上げた歌詞200曲
という感じでした．そりゃ電磁気学のテストで14点取るわ．
卒研配属 (MZO研) されて以降 (本科5年から専攻科にかけて) はまさに水を得た魚のようであり，
昼休みに研究室で鍋を作って食べる
泊まり込んで卒論を書いてるとき，夜中にグラウンドで相撲を取る
卒論の時期には談話室のソファを研究室に運び込んでベッドにし，自分が卒論を書く/書かないにかかわらず1ヶ月くらい生活する (なので例年1月には談話室にソファがない)
卒論提出の直前，夜中に研究室でかくれんぼをしてドタバタ走ってたらHMM研 (下の階なので) の同級生に信じられんくらいマジギレされる
専攻科1年の前期はほぼ同級生と大富豪 (トランプ) しかしていない
なぜかスポーツ大会ではみんな本気を出し，5年・専攻科部門で圧勝
というイベントがありました (ごく一部)．偶然素顔が写っている写真がありましたので公開しておきます．
進路
専攻科からは，当時から定番コースだった奈良先端大の，当時はまだ存在していた情報科学研究科に進みました．大学院入学前から博士に進むことは決めていたのですが，その理由が「入試で寮と奨学金の優先権を取れなくて悔しかったから」というよくわからないものでした．結局入学後半年くらいでどちらもゲットしたのですが，最初から寮と奨学金を取っていたらきっと修士で就職していたと思います．人生そんなもんです．奈良先端大では修士1.5年，博士2.5年という謎の在学期間を経て研究者として就職しました．
そして何やかんやあって今ではクライマーです．
僕の進路は非常に一般的なケースなので，みんな大体こんな感じになると思います．というか正直なところ，皆さんは確実に僕より素敵な未来を歩まれるはずです．上記のようなダメ人間でも卒業後やっていけるんだなという指標になれば幸いです．
今日以降の皆様，こんな訳のわからない記事の後で本当にすみません．