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チビリストのチビ・リスツ

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ワビ・サビとも違う、ちょこっと美しくて、けれど、なんか恥ずかしようなモノやコト、勝手に名付けた「チビ」なコレクションです
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#美

チビリストのチビ・リスト#15

買った時に包んでもらえる新聞紙(通販でもありますね)(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) 元祖包装紙であろう、古新聞です。 そっちですか。そうです。チビリストなので違う角度でチビを感じてしまいます。 今時、新聞の存在はデータだけになりつつありますが、本来はモノだったんですよね。 そもそも情報にも素材感がありました。日々消費される情報はちょっと品質の悪い紙ですね。 ちゃんと保存される情報の素材は高級品。百

チビリストのチビ・リスト#13

区民クミン(カレーベーススパイスです)(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) かなり見た目が、地味ですね。けれど、このつぶつぶスパイスのクミンさん、スーパーで微妙にGABAN!て(宇宙刑事?古いですね)マニアックな感じで見かけるので見かけても何?て感じなんですけど実はすごいんですね。 クミンさん(区民さんと身近な名前にしましょうか)まずは、日本ではめずらしいウイキョウというセリ科の植物の種で、カレー的な骨格をつ

チビリストのチビ・リスト#11

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) 自分の(もしくはお相手の)生まれた時の雑誌・本→いただきもの 「お誕生日プレゼントに、生まれた時の本をプレゼントしたいんですが、何がいいですか?」 かなり前のある日、面白い提案がきて。その発想も素晴らしいんですけれど、悩ましいですよね。選択が。だって生まれた時・年に存在した本。という、自分の生まれた基準でそもそも本を選んだ視点ってないですもんね。 で、選ぶというか

チビリストのチビ・リスト#10

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) かなり地味なお針箱(なのかな) →骨董市にて ホントは、見た目とか、価値とか全く特筆することがないのです。絵付けも下手だし。素材も廃材みたいな木材。実際、骨董市内で、私、一回見逃していましたもの。 けれど、その廃材感をやさしく覆うように、外側部は麻布材を貼りながらウルシ・コーティングしてあります。手が込んでます。でも、使い過ぎなのか、長年使われたからなのか、外側にキズつ

チビリストのチビ・リスト#09

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) 絵付け前の磁器のまねき猫(とだまされるホテイ猫) →骨董市にて いやー、素でこられるとやられますね。 本当はどうなるはずだったんだろうなーて。 塗り方変えればパンダにだってできちゃう。けど、このまま捨てられずに時間を超えて出会えたのは、しょうがない。見つけたときは招き猫だ!と思ったんですけど、よくよく見たらホテイ様テイスト。騙されました。完全にこれは変化球チビですね。フォ

チビリストのチビ・リスト#08

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) やさし・かわいいレコードラック的なもの →骨董市にて お仕事をお休みしてから、いろいろ封書が届くんで、上手く整理したいなあ。と思っていたのです。そうしたらこれを発見。 たぶん、本来はLPレコード(懐かしい)EPレコード(ドーナツ盤ですね)用のラックだと思われれます。お皿立てではないと思います。どうだろう。自信ないです。 たぶん昭和ってプラスチックが高級素材だったはずだか

チビリストのチビ・リスト#05

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) 水牛のツノ製レンゲ(たぶん猫舌の人用) →鎌倉のオサレ雑貨店にて ただただ、美しいですね。見つけたときおお!と思いました。何々⁈て。佇まい自体がもうね。 で、手にとって、鎌倉のオサレ雑貨屋さんのレジに向かいました。ワクワクです。 「気をつけていただきたいことがあります」 てレジの人。 「なんでしょう」 「このレンゲ、水牛のツノ製なので、熱に弱いので気をつけてください

ワビ、サビとも違う、「チビ」について。

どうも。チビリストのyukiunezoです。よろしくお願いします。 みなさん認識している、ワビとかサビとか、和の美意識のベースにあるものですよね。 私も影響うけているのですが、かなり、カウンターカルチャーなんですよね。ほんとは。調べてみると。その実はかなりpunkです。 ワビ、サビという考え方はお茶文化がベースとなりますね。「お茶を楽しむ」ということは最初は身分の高い人たちの楽しみでした。しかし、手軽ではあるんでお茶自体をそういう垣根をこえた楽しみ、総合藝術にしたい。という茶