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次の誕生日に生誕3◯周年記念祭をしてあげたいくらいよ

よくぞここまで生きてきた!
よくぞここまでやってきた!!


ただただ自分を褒めてやりたい。
そんな気持ちでいっぱい。

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私には苦手なことがたくさんある。

最近ようやく、
その苦手を受け入れられるようになって
自分の弱さを
人にさらけ出せるようになった。

そしたら
何かあるたびに(大したことでなくても)
ずっと誰かに話しかけている私がいる。

そしたらいろんな人が、
優しく返事してくれるようになった。
それでどうにかやっていっている。


側から見ると
かなりしょーもないこと。


だけどこんな時、
私の心は
不安と恐怖で震撼している。


こんなに怖いものばかりなのに、
私は今まで
どうやって生きてきたんやろう??


今更、不思議でたまらない。



怖いものを怖いと言えず、
不安やと思う気持ちをなかったことにして、
どうにかこうにか
やりくりしてきたツケが
ある時突然やってきて、


あーーーーもー無理ー!!!
無理やーーー!!!
あーーーもーなにもできなーーい!!!!

爆発するそんな瞬間。

爆発しても死ぬわけではないが、
死ぬほどしんどくて辛くて苦しいことには
違いない。


そしたらなるべく
その瞬間瞬間に
自分の気持ちを受け止めて、
その都度スッキリ流してやった方が
ずっとええではないか...

ようやくそう思えるようになって
今に至る。

私は車の運転が苦手。


でも、
自分1人ででも、
子供らをいろんなところに連れて行って
喜ばせてやりたいと思っている。


ほんまね、田舎って
車がないとどこにも行けんのやわ。


電車の乗り継ぎで
大概のところにいける都市部とは、
また違う生活環境なのよね。


普段の運転で辛いことはないが、

⚫︎なだらかな下り道が続く(カーブ)
⚫︎急カーブマークがある
⚫︎二車線しかないのにやたら狭いトンネル
⚫︎終わりの見えないトンネル


この条件が揃うと
一気に恐怖で足がすくみ、
手汗が止まらなくなり、
頭に血が上って
動悸に震える。


子供の時から
謎に夜の高速道路が苦手やった私。


父の運転に、
『ちょっとスピード出し過ぎとちゃう?
暗闇に飲み込まれるよ?』
そんなことを言い続けていた時期があった。


父に
『ある程度のスピードを維持するのが
高速道路のルール(しかも父は法定速度内)』というまともな説明を受けてからは
それ以上なにも言えないと気づき、
気持ちの逃げ道を探した。

相変わらず、
“高速で暗闇に飲み込まれるイメージ”
に怯え続けていた私。


いつの頃からか、
自分は忍者なのだと思い込むことで
恐怖と共存する方法を身につけた。

忍者(私)の主なミッションは、

【通り過ぎていく無数の外灯を
ひたすら飛び越え続けること】

条件は、

⚫︎車と同じスピードで。
⚫︎そこにいるはずの自分(忍者)の姿をイメージした後は、動体視力だけを使って、自分(忍者)を走らせていく


そう思い込むことで、
どうにか心の平安を保とうとしてきた。

はっきり言って、
まともな説明が難しいほどの
意味不明さである。


だけど私は、
自分で車の運転をするようになるまでずっと、

自らを忍者とすることで
どうにかこうにか
暗闇とスピードの恐怖から
逃げてきたのである。

でも今は
逃げてばかりいられないので、
ほんまに苦手なことでも
一生懸命努力してがんばっている。


死なないように、
誰かを傷つけないように...



こんなに怖いものだらけの私が
父役も母役もして、
必死に頑張って生きてる大人役もして...
ほんまにほんまに偉いなと思う。


ほんま、
私は今までどうやって生き延びてきたのか...
それが不思議で不思議で仕方がない。

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