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もしかしたら私はずっと前からここに在った、のかもしれない

ここんとこ
今までなかった不思議な感覚に
心が掴まれてる気がしてる。



今日は、太平洋を見に行ってきた。
三陸の海以来、
久々の海。

久々に、リアス海岸じゃない海を見た。

私が住んでる伊達市の隣は相馬市で、
そこには海があった。
そんな当たり前のことに
私は今日初めて気づいた。


私、ほんまにほんまに
近くのことしか見えていなかったのかも。
いや、
見ようとしていなかった。

いつの間にか、
自分の視野を自分で狭くしていたと感じた。


ちゃんと目を開いて見ようとすれば、
自分の世界は
思っている以上に広くて大きいと解る。

海の幸がふんだんに並ぶ道の駅も
海が近いからこそ。
これも久しぶりで、そして懐かしい。


エイって売ってるんやね。
しかも、生きてた!!
(どうやって食べるの?美味いのか?)

この手のカニは、
味噌汁にする以外の調理方法が分からず。
(岩手で3人で蟹の味噌汁をして、
終わりなき蟹地獄になったことがあるので
今日はさすがに手を出せず)

そのまま北上して
宮城県へ。

どこでも顔ハメでご機嫌になる私。
つくづく、
すぐに機嫌が良くなる
単純人間の私で良かったと思う。

(ちなみに、ここの顔ハメパネルの
穴のサイズ感はピカイチである)

イチゴだらけの町やったから、
奮発してでっかい苺大福。

これまた久々の苺大福に
思いがけないくらい幸せをもらう。


私、苺大福が好きやったんやわ。
今更、そんなことにしみじみ気づいて
嬉しくなる。


自分のいろんな一面に気づくたびに、
不思議とホッとする。
『せや、私は私や。』

私のリサーチ力はなかなかのもん。
たまたま見つけたにしては、
かなり当たりのランチ。

三色海鮮丼(ひらめ、ほっき貝、マグロ)と
さんまのつみれ汁と小鉢。
これで1000円はなかなかやと思う。

また宮城から福島へ戻る。
海岸沿いに走る。


なーんにもない。
新しい家がチラホラ。
あとは、なーんにもない。

3月の東北の海。
恐る恐る触ってみた。

冷たい。
ジンとくるほど、冷たい。

ポツポツ雨も降っていて。


あー私、動けないや。


どこかで誰かが、
手をパチンと叩いた音がした。



ようやく我に返ってまた動き出す。
せやせや。
私は、確かに今ここにおるんや。

1人で砂浜に書いてみる。
もっと濃く書かなきゃ見えないって
知らなかったわ。

頭は使わず、
書きたいと思ったから書いただけ。


ありがとう


今ここで
これまでに
これから

出逢ってくれて
大事にしてくれる
そんなすべてのものに感謝なんや。


きれいごと、建前...


そんなん全て忘れて、
今の自分にあるものは感謝だけ。
もうそれで十分。
私は十分気付いてるし、
私は既にしっかり手にしている。


還る。


そうなっていきたい想いと、
そうなっていくんやと既に知ってる何かと。


寄せては返す波みたいに
行きつ戻りつしながら、
私も
私の大事な人たちも
少しずつ少しずつ。

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