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ほんで結婚ってなんなん?

あーーー!!
心も体もずーーーっと、末長く、
安定感と安心感に満たされて生きたーーい!

定期的に、私は叫ぶ。



叫ぶ相手は、いつも大体同じ。
既婚の同い年の友。


相手との離婚を進めるべく
水面下で着々と準備を始めている彼女は、

ん?なに?それが得られる答えは結婚か?
結婚しか方法はないのか?良く考えろ。

と言う。

いやいや別に私、
そんなこちゃぁ言っちゃいない。
てか、私にだって分かっておる。


大して考えなく出してしまった
たった一枚の紙切れが、
あんなに!!
大変で悲惨な日々を創造することになるなんて
私も前は知らなかった!!
(誰も教えてくれなかった!)


でも今は、それについては
めちゃくちゃ思慮深く生きることを
心の底から理解している私。



そんな夢見心地な気持ちで
結婚について考えることなんて、まぁない。



同世代(アラフォー30代)の友達と
話していると、
大体いつも同じ結論に行き詰まって終わる。


結婚って一体何なの?
結婚のメリットって何?

今私が思いつく一番の【メリット】は、

自他共に認める家族になれること。


手術とか事故とか、
困った時にすぐそばにいられること。


“家族ならOK、それ以外はNG”
が多すぎる日本で、
唯一、黄門様の印籠みたいに使える
“家族”という証を得ること
、かな。


あとは、

経済的余裕。
独りじゃない感覚。
社会的立場ができる。
子供が持ちやすくなる。
相手の両親など、大事に思える家族が増える。

などなど。




【デメリット】は、

お互い嫌いになっても、
複雑な手続きや不毛な争いを経て
書類上で別れない限り離れられない。
(帰る家が地獄になる)

お金や空間、時間を
常に誰かとシェアする。(有無を言わさず)


相手の家族と合わない時は地獄。


他の異性に目を向けてはいけない。


ずっと一緒にいるから、
嫌なところもお互いに見ないといけない。
(我慢と忍耐)

などなど。

言い出せばキリがないほどあるでしょうよ。



歳を重ねてから結婚した方が幸せになる?
って思いもしたけど、
実際それは関係なさそう。


30半ばくらいで結婚した子でも、
今現在離婚を考えるほど
辛い日々を過ごしていたりするから。
(その先はまだ未開拓地)



3回、4回...と
わりと多めに結婚歴がある人たちは
ほぼほぼ男性。(私調べ)

そして、ほぼほぼタイプが似てる。


惚れっぽい。
めちゃくちゃ優しい。
猪突猛進。
母性本能をくすぐる。
ほっとけない危うさがある。


あーモテるんやろな、というのは
私にでも分かる。
(ビックダディもそんな感じするしね)


そして多くの男性は、昔の思い出を
わりと綺麗なまま心に持っている。
(私調べ)
『この人は、いまだに前の奥さんに未練があるんやな』って分かる人もいるし。



だけど
女性はほとんどの場合、そうではない。

一生懸命に相手を大事にしてきた人ほど、
自分の想いや存在を蔑ろにされたり、
無視したり放置されたり...という日々を経て、
びっくりするほど
完全に、きれいすっかり愛が冷める。
(愛が元々あれば、の話やけど)


だからやっぱり、男性は、
女性との日常の日々を
ほんまにほんまに大事にした方がええ。

一度離れた女性の気持ちは、
ええ女であればあるほど
二度と戻ってこん。

(ええ女=自分の世界をもって、
自分の足で立って生きている女性)



私には2人子供がいてるし、
子供が大きくなればなるほど
(上はムスメやし)
結婚という言葉からは
遠ざかっていくやろうなと思う。

そして私は、
どんどん年老いていくんや。。。
(遠い目)



『もう男の人なんてゴリゴリや!
一人で生きるんが気楽でええわ!』
というシングル友達もたくさんおるけど、
私はまだそうも思えず。



例えば一緒に仕事をするにしても、
恋愛感情のない(もしくは既に夫婦)
男女パートナーが1番やりやすい!
って思うし。



男性やからこそできることや
得意なことって確かにあるし、
(人にもよるけどね)

信頼できる男性が近くにいると
周りにナメられることも限りなく減るし、

私にない視点を持っているからこそ
いろんな話ができてオモロイし。


ぶっちゃけ仕事と結婚は違うけれど、

自分にぴったりの相棒(パートナー)を得たら、
自分の力が何倍にも膨らむような関係が
やっぱり理想。
(そんな夢みたいなことを、
私はあえて言う!!!)

『一緒にいるから頑張れるっていうより、

心理的肉体的な安心感を得て、
一緒にいなくても頑張れるようになる

そういう感じなんやろうか。



私をものすごく救ってくれた言葉がある。

配偶者って、
自分が選べる唯一の家族です。
親兄弟も、親戚のおっさんも
選ぶことはできないけど、
自分の夫や妻は選べるんです。
家族選びに失敗したら、
かえりゃいいんです。


幡野さんという、
同い年のカメラマンさんの言葉。
(彼は難治性のがん患者です)



私の人間性に問題があるから離婚した?

(他の人が維持できている結婚生活を
同じように保てなかったのは、
私がダメな人間やから?

誰かとの間に確固たる愛情を築けない
問題アリの人間やから?)


相手や周りの人に
そんな言葉を投げかけられたり、
自分で自分を追い詰めたりしたりして、

一度はそう思う人、
結構多いんちゃうかな。



分かる分かる。
うちもそう思ってたことある。

でも今はそんなん思わん。
全然思わん。



私って結構ええ人やで。


それをどう思うかは、
相手の心が決めることやから
私には関係ない〜



ほんまにいろんなことを乗り越えても、
まだ私は
結婚というものに

“希望”を持っているらしい。


ま、それもええやん。

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