自分の嫌だをわかってくれない人とは一緒に居なくていい
嫌だと表現できる力は
生きるために大切な力
私は嫌だ
どうしても嫌だ
なんで?って聞かれてもうまく説明できない
でも、嫌だ...
そんなことがある。
そんな時に、
なんで嫌なん?
何が嫌なん?
別に大したことないやん?
そういう意味ちゃうやん?
そう言われ続けると、動悸がくる。
しんどい。
ここから離れたい...
そう感じる。
私が今まで出会ってきた子供たちの中には
そんな感じ方をする子たちがたくさんいて、
その子たちは総じて
“繊細過ぎる子”などと呼ばれている。
『嫌だ』
そんな当たり前に思えることを
自分で表現できない子が確かにいる。
表現できないなんてダメ
でも言ったところで誰も理解してくれないはず
そもそも嫌だと思っちゃう自分がダメな人間...
自分のことを責めて責めて...
その先は、
自宅を出られない
理由は説明できないけど会いたくない
喋りたくない
そんなふうに、自分の殻に閉じこもる。
自分の殻に閉じこもるのは、
生きるための最後の手段。
私は、自分の『嫌だ』を理解してくれない人とは一緒に居なくていいと思っている。
『ごめんね。今それは無理やわ。
理由は説明できないけど。』
そう言われた時、その人の
表情
声の調子
醸し出す空気感...
見れば分かる。
軽い感じで話してるなら、
『そうなんや!なんで嫌なん?』
嫌な理由を聞いてみることもある。
でもその人が、全身全霊から必死で伝えようとしている時、『なんでなん??』なんて言えるわけがない。
『そーか。嫌なのね。じゃぁ他のことしよ!』
それでおしまい。
関係が深まっていくうちに、
『いつも〜が苦手(嫌)って言ってるけどさ、
それってなんで?』
そんな風に聞くこともあるかもしれない。
でも前提条件は、
**『話したくなければ、
別に話さなくていいからね!』
**
である。
嫌なことを嫌と言えるのは
生きる力。
そして、
誰かが嫌やということを
丸ごとそのまま受け入れるのは愛情。
自分が嫌じゃないからって、
それはおかしいやろ!
なんで嫌なんや!?
理解できひんわ!!
なんて言わないでくれ。お願い。
目の前にいるその存在を丸ごと、
そのまま受け止めて欲しいよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?