確実に今、ハグが必要
昼過ぎから1人で
大好きな『君の名は』の映画を観て
ご満悦なムスメ7歳。
もうじきサヨナラをする好きな子たちとも会えたり、話したりできた週末。ムスメにとって、忘れられない思い出になると思う。
だから私は考えた。
今日は、ムスメが好きなものを
みんなで食べよう!!
いつもは買わない刺身をスーパーで買った。魚が嫌いなムスメだけど、なぜか刺身はよく食べる。(三陸の刺身は、いつも美味しいからね)
ついでに山芋買って、山かけの海鮮丼にしたら喜ぶかなと思っていた。
何種類か副菜も作って、さぁ食べようとなった時、ムスメが言う。
『あーあ。
こんなヌルヌルしたもんつけてるからさ、
お刺身、食べたくないわー。
なんで母さん、こんなんにしたんー?
......あーあ。』
心底嫌そうに、ちびちび食べるムスメ。
そうか...
良かれと思ってしたんやけどな。
(とろろも好きやと思ってたけど、ちゃうん?)
ここのところ異常にテンションが高いムスコも、『もうおなかいっぱい!』と言って、ゼロワンのフィギュアで遊び始める。ひたすら走り回っている。
自分が作ったものを、
もうお腹いっぱいなのに、
その上に無理やり食べる私。
残せばいいのに、
なんか今日はそれができなくて、
悲しくて、
1人で無理やり食べる。
お腹いっぱいなら、
食べたことにして、
こっそり捨ててしまえばええんや。
なのに、それができない私。
あー悲しい。
でもさ、子供と3人の食卓なんて、
大体こんなもん。この繰り返し。
それに対して、私がひたすら
怒ったり、悲しんだりしてるだけ。
成長してねぇ私。
ムスメも私を傷つけるために
わざと言ったわけではない。
私が勝手に
『相手が喜ぶかも』という期待をして、
それが叶わなかった
というだけのことなんだわ。
あー悲しい。
世の中の女性で、
今の私の気持ちを分かってくれる人は、
うんとたくさんいるはず。
子供がいるいないに関係なく、
ほんまにたくさんいると思う。
あー悲しい。
悲しさと寂しさは似てるよね。
みんな、ほんま頑張りすぎよ。
相手に対する期待はやめよう。
期待はろくな結果を生んだことがない気がする。
その代わり、
いつも頑張ってるってちゃんと見てて欲しいさ。誰かには、ね。
あーー母にもハグが必要。
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