語られる言葉から分かる①〜男と女はかくも違う〜
学生時代の4年間を共に過ごした友達と、
めちゃくちゃ久々に話をする機会が
たまにある。
『最近どないしてんの?』から始まって、
ブログ見てるけど、
Facebook見てるけど、
インスタ見てるけど、
◯◯に話、聞いたけど...という流れになり、
『今何してんの?
どこにいてんの?
ほんま大丈夫なん??
ちゃんとやれてんの?』
という話に“必ず”なる。
そうなった時、
男友達と女友達とでは
まったくもって異なる空気感になる。
男女はかくも違うのか〜と思うし、
男女はつくづくおもろいなぁ〜と感じる。
⚫︎周りが何となく持っている
『私』についての“大まかな情報”を
ザクッと説明すると...
大学を卒業して、大企業に務める進路を選ぶ友達がほとんどやったのに、
謎の大学ダブルスクールと大学院進学で
(無理して)小学校教諭と特別支援学校教諭の免許状を取って教員になり(教員になるなら、初めから教育学部か教育大に行く方が学費は安かったのに、なぜか“途中で”教員になろうと決めて進路変更!)、
よく分からん人と結婚して子供も産んでたはずやのに、気づいたら離婚してて、
突然教員(公務員!!!)を退職して、
謎の岩手に行った...かと思えば
今なぜか福島にいる!!!!!
【男友達の場合】
★訳わからなさすぎて受け入れられないタイプ
『おいっ!!
おまっ(お前と言えないほどの興奮ぶり)!!
ちょっっ!!!
お前、そこで一体何しとんねん!!笑
ほんで、なんで東北やねん!アホほど遠いやん!まぁな、東北はめっちゃええとこやで。分かるで!そりゃ分かる!
でもなぁ、、、
おいおいおい!!!
一体これまでの人生に何があったんや?!
そこでお前は何をしたいんや?!
おいっっっ!!!!』
★親戚のオッチャンみたいに
諭そうとするタイプ
『ほんでゆきんこ(私)。
そこで何しとんの?
いつまでおるつもりなん?
これからどうしていくねん?
そこに何かあるんか?
とりあえず、はよ帰って来い(関西)。
田舎に暮らしたいんか?畑がええんか?山か?
そんなもん、
大阪にも兵庫にもナンボでもあるで?
せや、能勢(大阪)がええわ。
すぐそばや。能勢電もある。
神戸の西区でもかまへん。
親の近くに住んでな、
週に一度は子供は預けてやで。
ほんで、自分の自由な時間もちゃんと確保して、好きにして生きたらええやないか。
母子家庭ならなおさらな、
親の近くで暮らすんが幸せってもんやで。
、、、(続く)』
★ただただ『へー』って思ってるタイプ
『ほんでゆきんこ、なんでそこにおんの?
へー
そーなんや。おじいちゃんおるんやな。
でもおじいちゃんのこともあるやろけど、
その先もずっと福島におんの?
へー
そうなんや。東北っておもろいんか。
そうなんやー。
へー
子供、まだ小さいなぁ。よーがんばってんなー。
へー...(続く)』
★『無理』『凄い』『...』がやたら多いタイプ
『いやぁ、、、ほんま、、あなたね、、、
いやぁぁぁ
あなたほんま、、、凄いねぇ。
俺ほんま、そんなん無理。できひんわ。
ほんま、、、いやぁ、、、
凄いわ。。。ほんま。。ほんま。。
ほんでこれからどないすんの?
どうにかなるわけ?
いやぁぁぁ、、、
あなた、、、、凄いわ。。
俺にはほんま無理。。無理。。』
総じて男性は、
ありふれた(女の?)幸せがあるはずやのに、なぜあなたがそれを“あえて”はみ出して生きているのかが分かりません。
って言いたがる気がする。
みんな、私の何倍もお金稼いでいて、
有名な会社に勤めていたり、
自分で会社を大きくしていたり。
結婚したばっかりやったり、
離婚した後若い彼女と付き合っていたり、
子供はいないけど、夫婦で凄まじい額を稼いでいたり、離婚したけど(一方的に)復縁を望んでいたり、すっごくいい父親をしていたり...する。
そして、
東京か関西の都市部にいる人たちばかり。
みんないろんな人生なんやけど、
言うことはなんか似てる気がする。
ありきたりでもええから、
自分に無駄な苦労させたりせんと、
しっかり今あるものを大事にしながら
元々育ってきたところで
地道にやっていったらええやんか。
みんな同じことをアドバイスしてくれる。
(もちろん、みんな私のことを心配してくれて、
私のこれからのささやかな幸せを、心から願ってくれているのが前提)
共感よりもアドバイスが好きなのが男性!
(でもアドバイスの中にも、
私が普段考えなくなっていたことや、
知っておくべき要素はたくさんあるから
すごく学びになるのは確か。)
『東北で何か想いをカタチにしようと思っても、なかなか続けられない人が多いし、
なかなか難しいなと感じている』
という私のモヤモヤした話に対して、
『事業は難しいからほとんどうまくいかないよ。その土地土地に応じて、文化的背景や価値観があるから、どんな自分も受け入れてくれるってことはないと思う。
商売は、お金儲けのためにやるわけではなくて、社会との関わりの中で自分のやりたいことを、損しないように(生活できないということがないように)、きちんと稼ぐという感じやと思う。いろいろ大変なことはあるけど、頑張ってください。』
と真っ当な話をしてくれた友達。
東京を拠点にして、東北各地でいろんな仕事をしている彼やからこその、一つの考えなんやと思う。
でも、“文化的背景の違い”と言ってはいるが、
コテコテの関西人である彼の大事な妻は、
バリバリの福島市生まれ、福島市育ちの女性なんやと。
結局福島やん!!
関西人のくせに、東北にお世話になりまくりやん!東北のおかげで、妻や子供を持てたやん!
関西人!
オチがあるのが素晴らしい!!
私にもみんなにも
多くの幸あれ!!!!
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