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そのちょっとした痛みは30代の私たちの中にいつもある

『このままではあかんって分かってる。
でも、変わるんも怖い。
そんなこと思ってたら、
なーんか決められへんねん。』


同い年の同性の友達らと
いつもおんなじような話をしている気がする。


口には出さへんだけで、
みんなそれぞれに
悶えながら30代を過ごしている。


もちろん、
幸せも、楽しみも、喜びもたくさんある。
山のようにある。



でも、どこかでいつも
何かが苦しい。



何を変えたいのかは人によって違えど、

『このままではあかん。
私は変わりたいんや。』


その思いは同じ。


昔の女性たちはきっと、
“変われるかもしれない選択肢”が
あるってことにさえ
全く気づいてなかったんやろ。
それが時代。


でも今は時代が違うからこそ、

自分が望めば
自分の生き方を自分で決められる。


そのせいで、
良くも悪くも

私たちはそれぞれに苦悩している。



よく考えて、よく学んで、よく感じて、よく動いて、よく働いて、よく育てて、、、


そんな私たちやからこそ、
いつもいつも自問自答している。

⚫︎一念発起して
自分の会社を作って頑張ってる彼女も、
⚫︎仕事を辞めて移住してもまだなお、引っ越し続きの私も、
⚫︎38歳で初めて待望の赤ちゃんを産む彼女も、
⚫︎今までと何も変わらず実家の近くで
夫婦で子育てしている彼女も、
⚫︎夫の転勤について地方に行き、毎日ひとりぼっちで幼児と家にこもっている彼女も、
⚫︎愛情のかけらもない夫との結婚生活を今後も継続していくか悩んでいる彼女も、
⚫︎夫婦共働きで必死に子育てしてて
自分自身について振り返る余裕なんて微塵もない彼女も、
⚫︎離婚はしないけど、好きな人と共にいる時間を大事にしている彼女も、、、。


置かれている状況は一人一人違うけど、
それぞれの気持ちが分かる。
分かりすぎるほど分かる。



『現状に満足できない人間は、
いつまで経っても
幸せになんてなれへんよ』


そんな綺麗事、
私たちはいやってほど耳にしてきたわ。



いつも大体
『確かにそうですよねー!』
って爽やかに笑顔で受け止めながら、


『うるせー!
何も知らんくせに偉そーなこと言うな!』

心の中でキレていたり、



『あーやっぱり私はダメな人間なんやな』

自分で自分を責めたりしている気がする。




私たちは
いつも必死に今を生きている。

そして
いつもちょいとばかし
どこかが痛んでいる。



女として、
ヒトとして、
唯一無二の自分として。



『自分がどうしていきたいか、よね』



誰と話していても
話の最後は必ず
ここに行き着く。



私たちは何が欲しいんやろ。
そして、何を守りたいんやろ。

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