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命が有限であることに気づいた今やからこそ...

歴史に残る大事件が目の前で起きている。

『本人が考えもしていなかったところで、
ふと命が尽きることがある』

誰もが自分ごととして解り始めた今。


一つ一つ納得しながら
人生を自分で選んで進んでいくこと。


『あなた、なんか変わったわ!

ほんまに自分自身をさらけ出して、
本音で話してくれてるってのが
めちゃくちゃ伝わるわ。なんで?』


ちょうど一年前、
関西を去る前に会ったきりやった友達が
今、私の顔を見ながら言う。


『東北に来てから
よっぽど辛いことがあって、
ひとまわり回って
結果的に人として大きくなったのか?』

ガハガハ笑う彼女が
突然神妙な顔をして言う。



辛いことは、もちろん沢山あった。
でもそれは、
自分で選んで決めた生き方の先に
いろんなことがあったというだけのこと。

しかもまだ、
私はその道の半ば。事の渦中にいる。


実家のある関西にいた頃と、
動ける親戚も家族もいない東北にいる今。
正規で公務員をしていた頃と、
非正規雇用で働いている今。


彼女が言うように、
私の中の何かが
ほんまに変わったんやとしたら...


自分の今の生き方に
納得いっているかどうか。


それだけ。



家がなくても
仕事がなくても
近くに友達がいなくても(当時は)
家の中にネズミが死ぬほど出ても...


私はいつも
どうにかなるやろ!って思っていたから、

ワンワン1人泣きする夜があっても
『後になりゃネタになるからええねん!』

って、いつも笑って切り替えてながら
どうにかこうにかここまでやってきた。
(もちろん1人では無理で、
支えてくれる人たちがいるから)



だから私は、それでええのん。


必死に泥の中を這いずり回って、
でもいつの間にかそれがオモロくなってきて、
謎に1人で笑っちゃえる人やから
それでええのん。



私は今も、
見えない、手探りの未来を思うと
ただただ泣きたくなることがある。


いつまでここにいるの?
何を思って生きていくの?
夢希望をどうやって膨らませていくの?
私を必要としてくれる人は?

そして...



私はどうしたいの??



先日、
職場の同僚から突然の電話。
電話口で号泣している彼女は、
私より10歳ほど年下の同じシンママ。


『寂しい。寂しいんです。。。

私、、、
これからもずっと独りなんでしょうか?

独りで、頑張って、耐えて、耐えて、、
ずっと独りで生きていかなきゃならないんですか?

怖い、辛い、悲しい。
耐えられない、、、。』


そんなことはない。
ちっとも独りやないで。
私もみんなもおるで。
今は寂しいけどな、
今はこれからの準備の時間なんやで。

なんも怖いことないよ。
きっと大丈夫!
一緒に頑張ろ!!
大丈夫!!


...そんなことをひたすら言い続けていた私。


正直に言う。



私も同じ。
彼女と同じ寂しさを抱えている1人。

私が彼女にかけた言葉は、
全て自分に伝えたかったことばかり。



も一つ正直に言う。


私や彼女だけやない。


そんな思いを抱えながら、
あの人もあの人も...
今日の静まり返る夜を過ごしている。


ある日突然、何が起こるか分からない今。
命が有限であることを
日々突きつけられている今。

自分の心が納得できないことはしない。
自分の心に嘘はつかない。

福島は、甘いイチゴの季節になってますよ!

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