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自分の灯りを探す

明るいことを書きたいと思うから、note1号は明るい人について書いた。それは明るくなれない自分に長らく苦しんでいるから。明るくなりたいから、「明るさ」がいつも気になる。でも明るいってなんなのさ。

明るい方へ楽しい方へ

以前、仕事でインタビューをさせていただいた、海洋冒険家の白石康次郎さん。とても前向きな方でエネルギーに溢れていて、「明るい方に、楽しい方に進んで行けばいい」ということを話してくれた。

それから私の中では、いつもこの言葉が道標になっている。インスタで絵を描くときもハッシュタグを #明るい方へ楽しい方へ  にしているくらい。ずーんと落ち込んだときは、「ダメダメ!明るい方にだよ!」と自分に語りかけている。

明るくなりたい!

私はよく自分のことを「ちょと気を許すと暗い方にいくタイプ」という表現の仕方をする。そう言うと、「いつも明るいのに!」「意外!」と言ってもらうことがあり、ありがたい。そんな風に見てくれる人もいるんだと支えになる。
人には一面だけではなく、いろいろな面があるから、もちろん私にも明るい部分もある。いろいろな面がある中で、「明るくいられない自分」が一番気になるってことなんだと思う。

違う面から見てみれば

昔からの友人に「暗くなりがちって言うけど、気づきが多いんじゃない?」という言葉をもらった。気づきが多い!?いろいろな気づきの中で、少しだけ重力が強くなったように感じているのを、私は「暗い」という表現をしているだけなのか?

暗いのか、気づきが多いのか、その真偽はもちろんわからないけれど、その状態を、「気づきが多い」と思えば、それはとたんに別のものに変わっていく。例えば「ちょっと深いところに沈んでいる」などかもしれない。

灯りを探す

沈んだり潜っている自分の中をちょっと覗いてみたら、そこにはその人の明かりが灯っている。

自分のことを「明るい」と思う人にも、「暗い」と思う人の中にも、それぞれの灯りがある。その灯りを自分の中に感じていくことが、きっと大事。自分の中の灯りを自分自身で感じていれば、人生は明るい!それは誰かに決められたものではなく、自分の中にあるものだから。

友人が言ってくれたように、私がたくさんの気づきを持っているのであれば、その気づきを持って、自分の灯りで照らしていきたい。ちょっと薄ぼんやりした灯りだったとしても、自分の灯りであれば、それだけで充分。持っている灯りが、わたしの灯り。

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