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ひとつの動きの前に、ひと空間

ついつい、テキパキしちゃう。はっと我に帰ると、あれ、息をしていたかなと思うことがある。息を詰めていることに気づいたら、まずひと呼吸。ちからが入っていたことに気づく。

胸の前がふわり

ついつい、あれやって、これやって、その合間にあれもやって…となっちゃうから、一つひとつの行動の前に、ひと呼吸することにした。ごはんを作る前にもひと呼吸、メールを打つときもひと呼吸、水やりの前にもひと呼吸。

呼吸をすると、自分の胸の前にふわっと空間ができた。その空間をみて、この空間くらいは、「これからやること」と距離を取った方がいいんだろうと思った。

ひと呼吸、小さな空間ができる。ふわりと動き出す。ビシッバシッとならず、ふわりふわりと動き出す。ああ、私はこんな風にも動けるのね。

世界がゆったり丸くなる

ひと呼吸を入れたら、私の動きがゆったりになり、みえる世界も少しゆったり。1分、1秒、コンマ何秒を急がない。

この世界にある大きな流れをひと呼吸、体にいれてから動き出そう。


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