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走っているときに世界を想う!

自慢じゃないけど、小学校のマラソン大会は練習も本番も、いつも仮病を使って不参加だった。何もきかずに「不参加」の欄にハンコを押してくれた親に感謝!

やり残したことは

数年前に大病したあと、「私がやり残していることはなんだろう…」と考えた。「あ!走っていない!」と何故か思った。他にもあるだろうと思ったのだけど、きっと一番嫌いなことからやろうと思ったのかもしれない。そこらへんを走るのではやる気がでないから、マラソン大会(と言っても5km)にエントリー。

意外に走れる

マラソン大会に向けて夜の練習が始まった。初日に1km走ったら、あら意外にいけるじゃない、と思ったけれど、翌日の体調や気分がフルマラソン完走後みたいだった。マラソン大会も出たことないし、部活もやったことないし、中高の体育は太鼓やら踊りやらが多くて、運動した〜という実感があまりなかったし…。でも、だんだんと走れるようになって、家族と一緒の練習が楽しくなってきた。

世界に向けて

「世界に向けて」なんて、たいそうな見出しだけど、走っているとなぜか世界に目が向く。目が向くというより、世界を感じる。

不思議な感覚だけど、走っていると、身体の全面が開放されてきて、「世界が幸せでありますようにー!!」というエネルギーが生まれてくる。この感覚をどう説明すればよいのかわからない。でも走っているとき、私は世界とつながっている感じがする。

走っているときはいつも、「世界が幸せだといいなー!」と思って空を見上げながら走っている。それ以上でもそれ以下でもなく、単純に世界のことを感じて、世界のことを想っている。

世界を想う方法

世界を想う方法は何でもいい。たまたま私には、走るときが世界を想うときだっただけ。「あー!空が青い!」「あー!空気が冷たい!」と思いながら空を見上げて走る。なぜか自然に笑みが漏れる。

「世界が幸せでありますようにー!!」と天に向かって叫びたくなる。脳内では叫んでいる。本当に叫ばないのはひと目を気にしているのもあるけれど、何よりぜーぜーしちゃうから。ぜーぜーしないようになったら、叫んでみようかな、「世界ー!幸せー!でありますようにー!」って。

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