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今日の合氣的気づき:「学びの原理」

日経新聞文化欄に、直木賞作家の米澤穂信さんが、一人暮らしをしていた20代の頃、麻婆豆腐をつくるエピソードを披露しています。

レシピ本を見ながら麻婆豆腐をつくってもどうもおいしくならない。素材や調味料にこだわったりしながら試行錯誤しますが、なかなか満足できる味にたどり着きません。

最終的に、炒めた肉に加える水を、独自のスープに変えたところ劇的においしくなったそうです。

この経験から、米澤さんは二つの原理を学んだ、と言っています。一つは、自らの技量の不足を認め、工夫でそれを補う勇気を忘れてはならないこと、もう一つは、全体に長足の進歩をもたらすのは何よりもまず土台の改良だということです。

この学びの原理は、他のことにも当てはまるのではないでしょうか。

今日もありがとうございます。

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