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【WS】蒲田CSで色々失敗してきた話

 6/4に開催された 第6回蒲田CS という50チーム150名規模のトリオの大会に、普段月1くらいで対戦会をしている集まりの方にお声がけいただいて参加してきました。
 結果としては個人 (中堅) 予選5戦4勝・決勝1戦1勝で6戦5勝、チーム4勝 (予選9位) という、ショップ大会より大きなイベントに初参加・トリオ初体験の私としては大満足な結果でした。
 結果は満足な感じでしたが、いろいろとプレイしていて残った後悔・プレミチームメイト・対戦相手からいただいたアドバイスがあったので、備忘録的に書き下したいと思います。ついでに誰かの役に立てば幸いです。

1. 使用デッキ

当日使用したなんの工夫もないスパスタ

 使用したのは、今更解説するまでもないスパスタです。特にこれといった調整もありません。私はこのデッキにおいて強いのは 逆圧縮(逆圧縮するとは言っていない)唐可可 だと思っているので「枚数をもう1枚増やそうかなー。でも誰を削れば…」と思っているうちに前日になってしまったので、そのままです。唐可可を増やそうと思ったきっかけは、ガハハチャンネル の ふらめさん の以下のtweetを見たためです。

 このtweetを見るまで、規制後でも使用率が落ちないスパスタの様子を見て「変わらずメインで詰め切っているのかな」と勘違いをしていて。

でも自分で触ってみると全然メインで詰め切れない。

 自分のメイン中のプレイングに何かミスや、経験不足からくる勝負勘のなさ的な欠損があるのかな、と思っていたのですが、ふらめさんのこのtweetを見て「あ。アタックフェイズまで計算に入れていいんだ」と思考が更新され、視野が広がってから勝率が飛躍的に上がりました。
 アタックまで計算に入れていいのであれば、メインでしか仕事できない ソングフォーオール やスパスタの悪名の元凶たる すみれ よりも、臨機応変な行動のできる唐可可の方が強いだろう、ということでデッキ内で2番目に評価しているカードになります。1番はもちろん、2連動の かのん です。

2. 何故初参加でここまでの結果を残せたか?

 自分で打っていていずい表題ですが、個人6戦5勝はとても嬉しかったため、せっかくなので調子に乗っておきます。結論を先に述べておくと「プレイングの選択肢がほぼないタイトルを持って行ったから勝てた」のだと考えています。

 参加が決まった当初、個人的には五等分を持っていきたいなーと思っていました。というのも、直前に たなとすchさん で五等分を語る生放送があり、テンションが上がっていたからです。リアタイしましたが、既に4回くらい視聴し直しています。特に りんたろーさん が 3/2のエリア1500パンプ二乃 を「これって詰めカードなんですよ」と仰っていたのを聞いて感銘を受け、こちらも直前にプレイングが変わり、勝率が上がったタイトルでした。

また当日対戦が予想されたD_CIDEに対して対抗できるタイトルで、私が所持していたのが五等分くらいだったのもあります。結局当たらず幸いでした。

 何故スパスタを持っていくことになったかといえば、私が所持している環境にいるタイトルが 五等分・スパスタ・ごちうさ(・虹ヶ咲) くらいで、かつ誘っていただいた方が五等分を使うと仰ったためです。「じゃースパスタ」と何の気なしに使用タイトルを決めてしまいましたが、結果的に大正解だったと思います。
 スパスタが良かった点は以下に尽きると思います。

道中のプレイングが相手に依存しない

スパスタは、

①2連動を決め、
②3のメインフェイズで使いたいカードを集め、
③あとは野となれ山となれ

という感じで、相手の構築が〇〇なら特定のシステムを集め、△△ならこの助太刀を握って、とかいうことは一切考えず自分のToDoを1つ1つこなしていけばよい (いかなければならない) タイトルなので、基本相手に依存する行動はなかったように思います。強いて言えば 思い出拳 の有無を調べる程度。
 正直初大規模大会・初トリオで緊張している中、相手の構築によって臨機応変にプレイングする余裕はなく、自分のことばかり気にしていればよい、それが勝利につながるスパスタというタイトルは、私のような存在にとても優しいタイトルだったように思います。当初の希望通り五等分を任せられていたならば、こんなには勝てていなかったでしょう。
 とはいえ、罠カードのようなものが基本的には存在しないヴァイスシュヴァルツというカードゲームにおいて、相手に依存する立ち回りをするタイトルってほとんどない気がしますが……、スパスタは群を抜いて自己中なタイトルであるように思います。

3. 当日の後悔・プレミ・いただいたアドバイス

 ここからは本題である表題について書きなぐろうと思います。

3.1. CXは色発生しなければ打てない

「お前は何を当たり前のことを言っているんだ」と言われるかもしれませんが、1戦目の2ターン目だったか、3ターン目だったか。クロックフェイズでレベル1に上がって青色発生をした1-0で黄色CXを貼るをやらかしました。笑
 初戦初っ端でCPU使用率100%になっているときにやらかしたものなので、笑って許してください(懇願)。
 ちなみに初戦の直接の敗因は、山にCXが残っていないことを把握していながら、集中の3ルックの1回目に欲しかった2連動すみれが捲れ、それで満足して残り2ルックを放棄し確山で返してしまい、案の定レベル3を貫通するダメージを貰ってしまったことに因ります。

3.2. 連動等で手札超過するだろうときには0コストで出せるやつはとりあえず場に出しておけ

「お前は何を当たり前のことを言っているんだ」Part.2。スパスタでは 2連動のかのん が盤面を埋めていることを要求されるテキストがある点もあり、1連動唐可可や門CXのトリガーなどで手札が超過させてしまうくらいであれば cip効果を無駄にしてしまってもいいので出しておけ というのが2つ目の教訓になります。1戦目で凄くもったいない手札超過をしてしまいました。
 たぶん「電源トリガーで圧殺する行動は弱い」とかに通ずる話で、私と同程度の経験値の方々には刺さるんじゃないかな?と思います。

3.3. レストしない集中の手札切りを忘れるな

 これも1戦目と5戦目くらいだったかな?2回お相手から指摘をいただいてしまいました。特に スパスタの無レスト集中は3ルック集中 なので、山の枚数とあるだろうCXの枚数とめくる枚数の兼ね合い~、とか考えていたらすっかりと忘れてしまいました。ご指摘いただいた対戦相手の方々、すみませんでした。そしてありがとうございました。

3.4. 不用意にフロントアタックしない

 今回の私の一番の収穫は「終盤のサイドアタックは強いぞ」ということを学べたことだと思います。フロントアタックはソウル減少がしない分、各種カウンターや防御札疑似カウンター楓互換などの誘発を許してしまいます。特にレベル3で相手を詰めようとしているときにバトル相手がレベル0で思い出拳なども特に気にせず不用意にフロントアタックした結果、お相手が隠していた防御札を打たれ詰め切れなかった…なんてことが起こり兼ねませんので、相手にリソースを残してしまうことを恐れ「サイドアタック」という選択肢を捨てないよう心掛けたいと思います。
 これは2戦目だったかな?初対戦のCharlotteで、噂に聞く レベル3の友利 をお相手が採用していないことを把握していつつ、バーンメタ乙坂 が思い出にいることを過度に意識してしまい「ダメージレースで勝たなきゃ」を考え過ぎたのがよくなかったのだと思います。ゲーム後にチームメイトより「あの場はサイドアタックの方がよかったね」とアドバイスをいただきました。ありがとうございました。

3.5. 同タイトル対面の際のプランはあらかじめ立てておく

 最近のタイトルは行きパンプして返しは弱いというものも多いため、同値対決はあまり意識しなくてよいのかもしれませんが自分が「これやられたら嫌だよね」というものをリストアップしておくことは重要かもしれません。
 しかし今回私が持って行ったのは自己中なスパスタ。少なくとも私は普段のフリー対戦では意図的に使用を避けたりしてしまったりして、特に門魂スパスタ同士の対面は、おそらく直前にチームメイトと行った1回やったくらいで、終始「どうしたらいいんだろう」が頭を巡っていました。
 とにかく2連動で自分の山を強くすること、相手がレベル3になる直前にこちらがリフレッシュすること、前述2つが出来たならば先に相手をレベル3に上げてやることをやらせ控えを肥やすことかな?直前に虹ヶ咲が発売され、 彼方の3連動 では滅多に人は死なないことを体感してましたので、いわんやすみれをや、という感じで何とかなりました。

3.6. 不用意にレベル1-2のキャラを場に残さない

 これは3.4小節の延長ですね。最終盤に自分がするサイドアタックが強い、ということは終盤に相手がするサイドアタックも強く、プレイングでケアすべきだ、という感じです。3戦目のスパスタ対面でお相手の場が4枚。パワーが9000となったお相手の2連動かのんをこちらの10000のかのんで普通に踏んでしまい、レベル2を場に残してしまう不始末。幸いこちらはレベル3クロック6にならなかったため「CXを貼ってソウル2+1でサイドアタック、1点」という展開にはなりませんでしたが、万一それで負けてしまっては決勝に進めないところでした。くわばらくわばら。

3.7. テキスト通りにテキストを処理すること

「お前は何を当たり前のことを言っているんだ」Part.3。これは4戦目だったかな?皆さんは次のカードのCX連動を ちゃんと 処理しているでしょうか?

個人的スパスタ最高評価カード

正解は……

私はちゃんと読んでいなかったです(懺悔)

① CXがあることを確認
② 場に《音楽》特徴を持つキャラが他に4枚以上いることを確認
③ 自分の控室のキャラを1枚まで選び手札に戻す
④ 自分の控室の《音楽》のキャラを1枚まで選びストック置き場に置く

私は③と④の順番は曖昧にしていました (土下座)。
 何があったかといえば、対戦相手の方から「『1枚まで選び』とある以上、先にストックに置かれた場合は、手札に加えるカードは0枚選んだと解釈できますよ」とのご指摘をいただきました。相手のご厚意でその場は不問としていただきましたが、回収はダメと言われても何も文句はない失態でした。ありがとうございました。

3.8. 不用意に山に触らないこと

 これはプレイングの話ではなく、私の手癖です()
 私としては何の気なしに「あとどれくらい山の残数あるかな」というのの確認程度に山の側面を親指でなぞり、バチバチ言わせる行為をしていたのですが、ゲーム後にチームメイトから「スリーブの細工を疑われるかもしれないからやめた方がいい」とアドバイスをいただきました。なるほど言われてみれば、非公開領域である山の枚数を見た目しっかりと数えるわけではなく触る行為は、あまり印象が良くないのかもしれません。

番外編 ペン・サイコロ・タイマーは持って行って損はない

 ペンは持っていく人があんまりいなかったのか、勝敗の結果を用紙に記入する際、よく出張していました。笑。仮に負けてしまっても、そういうところで役に立て「自分はここに居ていいんだ」感を得られるかもしれません。

 サイコロは、なんか先日「『相手の山札を200〜300枚削る』を正確に処理するためサイコロ等を使用しましょう」的な衝撃があった気がしますが…。そうではなく、パンプやテキスト付与などに脳の記憶領域を用いると、オカ研一花 のトップチェックを毎回忘れるような私のメモリがパンクしないわけがないので、サイコロなどにアウトソーシングできるようなものは全て任せてしまいましょう、という感じです。100円ショップのセリアで100円で売っているTRPG用のサイコロを持っていきましたが、とても重宝しました。目ではなく数字で書いてあるので視認性も高くオススメです。
 「100均で100円で売っている」って皮肉ですよね。

 タイマーは持っていかなくて、あればよかったな、と感じたものでした。タイマーには急かされてしまう人もいるかと思いますが、逆に「まだこんなにあるのか」と思考時間の余裕にも繋がるため、どちらかといえば適宜知れた方がアドになる情報だと思います。急に「残り10分です」とか言われる方がよほどメンタルヤバいです。

4. 最後に

 締めの挨拶となります。
 まずは蒲田CS運営様。貴重な体験機会をいただき、ありがとうございました。
 次に対戦いただいたお相手の皆さま。至らぬ点も多々あり、ゲーム中・後にアドバイスをいただくこともありました。ありがとうございました。
 また、残念ながら戦う機会はありませんでしたが初戦のお相手チームの大将を勤められていた やぎさん には、私がたなとすchさんのYoutubeTwitterにコメントしていたことを覚えていていただき、まさかお声がけいただいてしまいました。多分あの日の緊張のピークはやぎさんとお話しさせていただいた時間だったと思います。以降相対的に落ち着いて (当社比) プレイすることができました。本当にありがとうございました。
 そして、参加する機会をいただいたチームメイトのお2方。準備の段階から大変お世話になりました。ありがとうございます。

 最後に、ここまで拙文にお付き合いいただきました皆さま、ありがとうございました。