22年の緊縛ショー「全部」雑に振り返る
皆さん、こんにちは。
もうすく緊縛歴3年になろうという所の、ゆきすくりーむです。
さて今回のnoteではタイトルの通り、私が2022年に出演したショー17本をザッと振り返ります。
振り返りの内容はこんな感じ
・(あれば)その時のツイート/写真
・どんな演目したか
・当時の心境
・自己評価
とはいえ17本も振り返るので、結構雑にイキます。
そしてもうあんまり覚えていないのもあるので…皆さんも適当に流し読みする感じでどうぞ!!
※緊縛ショーは受け手さんと2人で創り上げるものですが、今回は私のnoteであるため100%私の主観にて感想や自己採点しています。
①.読売ランド前床縄緊縛会(1月30日|2公演)
20分間の床縄緊縛ショー。コンセプトはゆる~くですが「遊郭から逃げ出した遊女を見世物にしながら責める」的な感じでお送りしました。
自己評価的には90点くらい!一部か二部か忘れたけど、演目のちょうど中間くらいでバシッと形を決めたときに拍手を貰えたのは嬉しかったな。ただ一部の最初に超初歩的なミスをしたのでマイナス10点です。
②.若縄 Vol.4(4月23日)
20分の緊縛ショー。若縄は「次世代の縛師達」というテーマもあるので、和服でする古典的な雰囲気に和風EDMとアップテンポな展開を組み合わせた「和モダン」な緊縛ショーをしました。
自己評価的には80点くらい。途中若干吊り縄の処理に手間取って、割と魅せ場の吊りの展開を音ハメできなかったのが減点ポイント。とはいえそこで焦らずに、ちょっと遅らせて曲の次の盛り上がりポイントに合わせにいけたのは好プレー(多分見てる人には違和感なかったはず)。
③.DX歌舞伎町 SMと緊縛で織りなす加虐と被虐の耽美な世界(4月23日)
お昼に若縄やって、夕方にDX歌舞伎町というハードな1日でした笑
演目は若縄と同じものをやりました。
自己採点は60点!1日2回目の演目だったので時間的には余裕をもってできたのですが、あんまり集中できていなかったのかちょっと縄が雑になってしまいました…。その結果相方の足に結構ガッツリ跡が残ってしまい。割と反省しました。
でも配信を見て下さった方からは「爽快でテンポよくて格好良かった!」と言ってもらえたので、それはとても嬉しかったです。
④.新宿早朝アングラ劇場(5月2日)
朝の9時半から緊縛ショーをするという中々面白いイベント!
ちょっとシットリとした雰囲気の曲で、エッチで責めていることが分かりやすい緊縛をしました。
自己評価は…ごめんなさい、あんまり覚えていないんです笑
ただこの辺は緊縛ショーが前後に詰まりまくってたので、ほとんど練習せずにぶっつけ本番で挑みました。僕はLive感のある演目よりは、しっかりと音とかに合わせてするショーの方が多分得意というか向いているんだろうなぁと思いました。
⑤.池袋ミカド劇場 SM Festa(5月3日|2公演)
松本格子戸さんが、夜羽エマさんに「ゆきすくりーむっていう最近頑張ってる若手の縛師がいるから使ってやってくれ!」と押して下さって決まった出演。
SM興行のメインは踊り子さん(だと僕は思っている)なので、いつもに増して受け手であるみやちゃんが目立つような緊縛ショーを意識しました。でも初めての会場・舞台で演者やスタッフさんにも知り合いの方がいない環境だったので、1回目はショー直前もバタバタしてしまい、演目中も全体的に焦って進めてしまいました。ただ2回目はその反省を活かして、ちょっと合間を短くして余裕を持ってできたかなと思います。
終わった後はエマさんが楽屋に来て下さり「二人の愛が感じられてすごい良かった」といって頂けたので、まぁ90点くらいあげてもいいでしょう!!
⑥.おとなわ会(5月15日)
おとなわさんとつばささんの結婚10周年を記念したイベント。
おとなわさんとつばささんみたいにお互いを思い合い、尊重し合い、そして周りを温かくするような二人に、僕とパートナーのみやちゃんもなれればいいなと思い「君の縄。」を選びました。
自己採点は120点。流れはほぼ完ぺき。また観に来て下さったお客様からも「ショーで魅せる二人の関係性を通じて、自分の大切な人のことを思うことができた」という予想を遥かに超える素晴らしい感想を頂きました。
代名詞的な演目として、これからもここぞというときに出していきたいと思います。
⑦.読売ランド前床縄緊縛会(5月22日)
今年2回目の読売ランド前床縄緊縛会~!!
お客様のほとんどが相方のフォロワーさん(緊縛ショー観るのほとんど初めて)だったため、気楽にアドリブで縛ろう~♬と思っていたらまさかの方がご来場…。一気に緊張感が出てきて、一気に身が引き締まりました笑
ゆったりと縛る過程を魅せながら、絶妙な距離感を保ちつつ、出来るだけみやちゃんのエロい姿を引き出すことを意識しながらやりました。
割と苦手なLiveっぽい床縄やったけど、結構うまくいったので90点!!
⑧.縄紋(6月12日)
一縄会主催の歴史と伝統のある「縄紋」にTitty(おとなわさん)枠として初めて出させて頂きました!若縄でやったものをベースにしつつ「みやちゃんチャイナ服似合うしかわいいから」と理由で、ちょっとチャイナテイストも加えるという、和中折衷的な演目にww
やっている時は超スピード感あっていい感じ…!と思っていたのですが、後から映像見返すとなんか一つ一つの動きがめっちゃ慌ただしい感じに…。結果的には50点くらいの出来でした。
ただこの日にHajime Kinokoさんからもらったフィードバック、アドバイスが後半のショーにめちゃくちゃ活きてくるので、ある種ターニングポイントになった出演ではありました。(どんなアドバイスもらったか気になる人は個別に聞いてくださいはぁと)
⑨.錦金フェティッシュナイト(7月1日)
今は無き錦糸町にあったハプニングバー・アフロディーテさんでやらせてもらったイベント!!新宿早朝アングラ劇場と同じ演目したかな?
背縄と股縄で吊るというおま〇こ殺しな吊りから始まり、逆エビ、逆さ…みたいな展開やったと思います。温かいお客様でチップも沢山もらえたので100点でっす!!!
⑩.SMファン感謝祭(7月17日)
安めのチンピラスタイルでやった初めての緊縛ショーです笑
全裸監督のサウンドトラックに合わせて、ちょっとバブリーは雰囲気でやりました!この日はZIMAさん、蓬莱かすみさん、小雪さん、結月里奈さんっていう経験豊富でそれぞれ個性豊かな緊縛師の方が出られるし、朱魅さんやわかみほさんといったパフォーマーの方も出られておりました。
そんな中で他と被らずに印象に残るようなやつって…って考えた結果思いついたのがこのチンピラスタイルです笑
ただその狙いは結構ハマって、このアロハシャツにサングラスで縛るみたいなスタイルが割と認知されたので、まぁこれも100点です(お気づきの通り全体的に採点甘めです)
⑪.キャバレー赤羽(8月27日)
SMファン感謝祭の演目をやったという記憶しかありません笑
ということでスキップ!!!!
⑫.若縄 Vol.5(10月1日)
一旦このアロハシャツにサングラスで登場して縛るというスタイルを定着させるために、SMファン感謝祭、キャバレー赤羽、若縄と3回連続このスタイルでやりました!
2010年代にクラブで流れていた音楽に合わせてゆきすくりーむの真骨頂である曲のリズムに合わせた展開をしました。腰縄をしっかり使いながら吊りの展開魅せたのこれが初めてかも。
ただ漠然と吊るのではなくて、足の位置や高さ、髪の毛縛った時のみやちゃんの顔の観え方などを意識してできたかと思います。ということで100点!!!(全体的に細かい失敗は忘れるタイプ)
⑬.大繩あそび(11月13日)
大繩あそび、多分この1年で一番気合い入れて挑んだショーです。
というのもですね…この頃からそれなりに名前も売れてきてて(自分で言うな)、期待値やハードルも上がってきていることをヒシヒシと感じておったんです。
しかも大繩あそびは普段僕があまり共演しないような方たちも出られますし、関西からも沢山の参加がありました。そんな方たち、またその演者さんたちを観に来られた方の中には「最近よく出てるゆきすくりーむってやつ、実際どうなん?」みたいに思っている人もちょっとはいたと思うんです(僕が逆の立場ならめちゃくちゃそう思ってる自信ありますw)
だからこそお客様に「ゆきすくりーむって意外と大したことない」って思われることだけは絶対に避けたくて「やっぱりこれだけショーに出てるだけあるわ」って思われることを目標に、練習を重ねました。
で、それをどう表現しようか考えたときに、やっぱり「大繩あそび」らしく舞台上でも堂々と二人で美しく繩あそびしようと。んで結果、それは圧倒的に達成できたと思います。僕が尊敬する縛り手仲間からはこんな素敵な感想をもらえました。
あと僕とみやちゃんのショーを何回も観に来てくれている友人からも「これまででダントツで良かった!!!」とほめてもらえ、すごくうれしかったです。ということで自己評価は500点!!!(もう疲れてきました)
⑭.池袋ミカド劇場 SM Festa(11月19日|3公演)
1日3公演は流石に疲れましたwww
吊りの展開を2回(違うの)やって、3公演目は床縄をしました。
3公演駆け抜けたため記憶が曖昧ですので、お客様の感想ツイートをご紹介します…。
3公演やり切った自分に、スーを差し上げます!!受け取ってください!!!
⑮.Titty Scramble@新宿ニューアート(12月3日)
21年12月に一縄会主催のNew Age Circusというイベントで新宿ニューアートの舞台に立たせてもらった時に「いつかこの舞台にTittyの仲間たちと立ちたい」って実は思っていたんです。僕が舞台で結果を出し続けていくことで、その実現にちょっとは貢献できるんじゃないかという思いを心の隅っこに抱きつつ22年駆け抜けてきました。
このTitty Scrambleの実現に僕の頑張りはそこまで関係なかったとは思いますが、とはいえ1年越しの思いが実現してとても嬉しかったです。
新宿ニューアートというちょうど1年前に初めて立った舞台だったので、これまでとは違う緊縛、でも僕たちらしい緊縛を魅せたいと思っていました。始まり方、胸縄の作り方、吊る位置と高さ、腰縄の取り方、余り縄の処理の仕方、ほとんど全てこれまでのショーでは魅せたことのないやり方で挑戦をしました。
結果的に細かい部分も含めると実は失敗だらけだったのですが、「二人の関係性が感じられるショーだった」「縄と相手に丁寧に向き合ってて好印象だった」「緩やかな流れの中に美しさが感じられた」といった嬉しい感想も沢山いただけたので、結果オーライということで90点!!
ただ個人的にはもっともっと美しく魅せられる演目なので、いつかリベンジしたいと思っています。
⑯.Luna交流会(12月17日)
緊縛ショー of the Yearなるものがあり、その中にエモい部門というものがあれば大賞をとってもおかしくはないのではないかというパフォーマンスができました笑
今年間違いなく界隈で一番の話題をさらったSMマッチングサービスのLuna初めてのオフラインイベント。ほとんどの人が「緊縛ショーを観るのが初めて」だろうし、中には緊縛に興味もない人もいるだろうし、っていう前提で、そんな人たちをも25分間惹きつけることができるショーはやっぱり君の縄。しかないなということでこれを選びました。
個人的にも22年の集大成に相応しく、ほぼ完ぺきにまとめることができました。もうこれは何点とかではなくブラボーですね。
⑰.読売ランド前床縄緊縛会(12月18日|2公演)
今年3回目の読売ランド前床縄緊縛会…!
今年は読売ランド前床縄緊縛会に始まり、読売ランド前床縄緊縛会で終わりました。2公演だったのですが通しのお客様もいらっしゃったので違う演目を行いました。
1公演目は、緊縛ショー初めての方がほとんどだったので「これが緊縛ってやつです」みたいなものをし、2公演目は結構界隈の友人も来ていたのでちょっと普段あまりしないような遊び心ある縄をしたり…
終演後は誕生日まで祝って頂き、嬉しかったです。
ありがとうございました!
最後に
書いてみて改めて思いましたが、本当に駆け抜けた2022年だったなと…笑
緊縛を教えて下さったおとなわさん
まだまだ未熟な僕を沢山ショーに使って下さった格子戸さんにマリーさんにエマさん
いつも温かく見守って下さるお客様
そして隣で支えてくれているパートナーへの感謝の言葉を持ちまして
本記事を締めさせて頂きます。
23年も駆け抜けます!!!
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