前世と繋がる

いつかの、日本。
占いを生業とする、ひとりの巫女がいた。
彼女が占うのは、自然界の流れや運気。
自然界との繋がりの深さを、皆に伝える。

”人が決めたリズムではなく、自然の声を、リズムを聞いて”
いつも、そう、伝えていた。

そして、さらに、さらに、遡った、いつかの日本。
真っ白い衣装を身にまとい、
白い狼とともに、真っ白な花、植物たちに囲まれて立つ女性。

医術に携わる彼女の生きる世界は、清らかな白い世界。
すべての清らかさを知っていて、真実がよく見える。
そして、ほんのわずかでも、黒(=毒、害になるもの)が混じったら、すぐにわかる。


これが、わたしの前世。


子宮推命創始者である、假屋舞さんの
『ソウルマテリアルリーディング』を受けた。
前世を視ることができる舞さんが、今世に大きく影響を与えている前世をリーディングしてくれるセッション。

セッション中、ずっと鳥肌が立っていた。
こんなに暑いのに。

薬剤師として働きながら、
薬に頼るのではなく、もっと別のやり方でカラダを整えることはできないのか、という思いが募り
薬膳や漢方を勉強している。
ハワイの植物のパワーを借りて自分を知る
Alohaセラピーも習い始めた。
自然の力を借りて、カラダを整えること。
目に見えないエネルギーでカラダを整える
ゾーンヒーリングも学んだ。

わたしが、一番好きな花は、白い薔薇。
いつも視界に入る植栽スペースに植えてあるのは
ほとんどが白い花を咲かせる植物たち。
わたしが、選んで、植えたもの。

(もちろん、そんなことを、
初めてお話した舞さんが知るはずもない)

そして、子宮推命で一番大切にしている、
日柱の干支、十干。
自然界に例えたら、何の性質なのかを表す十干。
わたしは海なんだって意識することで
どんなわたしも、わたしなんだって思うことができた。

わたしが、今までやってきたこと、
やりたいと思っていることは、
前世から、ずっと繋がっている。
そう、確信した。

自然界と繋がり、自然のリズムを大切にすること。
清らかな白、真実に感覚を研ぎ澄ませ、大切にすること。
これが、前世から受け継いだわたしの役目。
忘れない。いつでも、ここに戻るんだ。

自然のリズムから崩れたとき
不自然な生き方をしているときは
自然との繋がり、前世のわたしとの繋がりが薄れているとき。
白と、植物に触れよう。力を借りよう。

『自分の中に答えがあるんだよ。
わからないからと言って、外を見ない。
わからないのは、自分の中での繋がりが足りてないだけ。』
舞さんの言葉は、
外から知識を入れようとしがちなわたしの奥深くにしみこんでいく。

そして、
この前世からの叡智を
どういうやり方で表現していくのか。
それを、わたしが今世選んできた星たち=命式でやっていく。

『大丈夫。今、私が前世と繋いだからね。
もう、やるしかないね。』
舞さんから、力強い言葉をいただいた。

セッション後、
真っ黒だけどとてもよい香りのバスソルトで足湯をしながら
巫女のわたしと、白い世界のわたしが
確かに、わたしの中にいるって思えた。

思い出したよ。
あなたたちのこと。あなたたちの想い。
いつだって、一緒。
いつだって、繋がれる。

舞さん、
子宮推命を生み出して下さったことも含め、
本当にありがとうございました。

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