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みんなのメンタールームへの愛を語りつくす

私が愛してやまないラジオ番組の話をしたいと思う。それはオーディブル特別番組、みんなのメンタールームだ。

本記事を通じて、みんなのメンタールームを知らない人は「こんな語るほど愛されてるならいっちょ聞いてみるか」って思ってほしいし、ファンの方とは偏愛を分かち合いたいと思う。

みんなのメンタールームは、1話30分程度、290回以上収録されている。タイトルにはお悩みのテーマが書かれているので、自分と似た悩みの回から聞き始めるのがおすすめ
ふつうのビジネスパーソンにとって、あるあるなんだけど、周りの知り合いには相談しにくいな~というリスナーからの質問に、二人のパーソナリティから地に足のついた回答を聞くことができる。

私は全290回中おそらく半分くらいは聴いたと思う。自分の好きなコンテンツがまだまだ未読のままたくさんあること、最新回が更新されていくことがが幸せである。

主に朝、嫌いな家事をする時に、せめて耳だけでも「快の状態」にしてあげたくてメンタールームを聴いている。おかげで朝の家事でヘトヘトになっても、聞いた後の一言感想を手帳にメモする時間に次に着手する仕事への気力がまた湧いてくる。

数あるお悩み相談コンテンツの中で、私が好きなポイントは、おじさん二人が即興で話す、優しすぎずも厳しすぎずもなく、特定の宗教や思想にかたよらず、地に足のついた、変化の激しいこの今の世の中で働いていくのに必要な回答が聴ける点である。好きな要素についてそれぞれ話していこうと思う。


まず、即興である点、打ち合わせなしで話されてるのが面白い。それもこれも、パーソナリティのお二人が、お互いの話に心底興味を持って聞き、重ねたり、発散したり、具体的な経験を話したりしていくスタンスがベースにあるから面白いのである。リスナーとしては設楽さんの「余談なんですけど」から始まる話が大好きだ。設楽さんの意見が想像してたのと違う時に「あら、設楽さんそっちですか」と野村さんが意外そうに話を聞いている姿も面白い。
お互いを否定せずに聞く聞き方、話の広げ方、要約の仕方はとても勉強になる。

続いて、優しすぎず、厳しすぎずという点に触れていく。激務をすべきだとも言わないし、必要な場合もあるというのをはっきりと示してくれる。パワハラが叫ばれる昨今、これはやったほうがいい、休んだ方がいいって優しくも厳しく言ってくれる二人はまさに社外メンター。

テレアポがつらいという回がおすすめ

書籍の編集もされているお二人だからというのもあるからか、特定の思想に凝り固まっていないところも推せる。ワンポイントディスカッションのコーナーでは、常に思考や知識をアップデートする機会になっている。「これ俺もやっちゃうんだよなぁ」とか自分をかえりみながらディスカッションされているのも、見習いたい姿勢である。

最後に、「地に足のついた」という点について。これはパーソナリティのお二人もたびたび放送の中で言われているキーワードである。お悩みに対する回答は、理想論だけでは終わらず、実に地に足のついた、痛いほどに現実的なアドバイスが繰り広げられている。

明日からでもできること、今の自分の役職や制約のもとできること、未来の自分のためにできること、みんなのメンタールームを聞いた後は自分の頭の中に「できること」が無数に浮かんでくる。前向きになれるのだ。

自分にできることが自然と浮かぶこと、それを自分で選択できることはウェルビーイングにつながっているなと実感する。

みんなのメンタールームの推しは、おじさん二人が即興で話す、優しすぎずも厳しすぎずもなく、特定の宗教や思想にかたよらず、地に足のついた、変化の激しいこの今の世の中で働いていくのに必要な回答が聴ける点である。

ビジネスパーソンとしてみんなのメンタールームは最高におすすめです。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ここからはファンの方へ。偏愛中の偏愛、共有したいことを残しておきたい。

・話し方が好き
お二人が敬語で話すことがとても心地よい。私は、動画オンライントレーニングを契約して1年継続しているんだが、その先生がタメず口なのがずっと気になっている。ビジネスの現場では、敬語=敬意というのが自分自身にしみついていて、お二人の放送も敬語・丁寧語で話されているのがとても心地よい。

・設楽派ですか?野村派ですか?
私は設楽派です。

・何倍速で聞いてますか?
私は一番ナチュラルに聞こえる1.2倍速で聞いています。

・質問者さんのその後がエモすぎませんか
たまに放送で共有してくださる過去質問された方の「その後」がエモすぎて、毎回涙しています。どの質問者さんの後日談も聞きたいです。


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