ウォーキングデッド シーズン4〜5の死亡したサブ・敵キャラ(ネタバレ)
(2019.7.20投稿)
前回に続き、今回はメインキャラではなく、印象に残ったサブキャラや敵キャラの死亡について書きます。長くなってしまいそうなので、分ける予定。
シーズン4
・ガバナー(総督)&リリー&メーガン
総督はシーズン3にて、刑務所襲撃後に逃亡したウッドベリーの住民を大量に射殺した後、部下にも見限られ、1人で放浪中に守るべき家族(恋仲になるリリー、娘のメーガン、後にリック達の仲間となる、リリーの妹タラ)に出会えた。なのに自ら窮地に追い込んでしまった。
新たなキャンプで、元部下のマルティネスを殺害し、リーダーの素質がないと判断した男も即座に殺害。
結局、人間性は変わらなかった。そこがリックと違うよね。リックは少なくともシェーンのように襲われない限り、仲間を殺そうなんて思わないし。
総督に巻き込まれたリリー、メーガン、タラが気の毒だった。
最期は刑務所を再襲撃し、ハーシェルを斬首した後にリックと殺し合いになるが、リックの首を締めているところを、ミショーンが総督の背中から日本刀で貫く。
その後、ウォーカーに襲われたメーガンを連れてきていたリリーに頭を撃たれた。
そのリリーも、一部始終を見ていたタラによると、ウォーカーにやられてしまったそうだ。
ちなみに、総督を演じたデヴィッド・モリッシーは、自分の役がアンドレアやミルトン、メルル、ハーシェルを殺害してしまうという事でかなり心を痛めていたようで、とってもいい人!
演技が上手いから勘違いしてしまいそうだけど、悪役であるほど優しい人が多いw
・リジー&ミカ
刑務所から合流した子供の姉妹。刑務所内でウォーカーが出てしまい、噛まれた父を失ってからは、キャロルが保護者として教育していたが、姉のリジーは元々精神に異常をきたし、ウォーカーの事を”人間を食する恐ろしい死人”ではなく、人間が死なずに別の姿になっただけと解釈するようになってしまっていた。
刑務所脱出後はタイリース、ジュディス、リジー、ミカ、途中からはキャロルも加わって行動していたが、リジーの解釈は変わらず、キャロル達に分かって欲しいという理由で、妹のミカをナイフで刺殺し、ウォーカーに転化させようとしていた。(更に、まだ赤ちゃんのジュディスまでも殺そうとしていた…)
リジーを止めようと近づくと、銃を向けられてしまう。
なんとか説得してリジーを落ち着け、避難していた家でタイリースがリジーの荷物を調べると、大量のネズミの死骸が見つかった。
刑務所にいた当時、リジーがウォーカーに名前を付けて遊んだり、ネズミの死骸などを刑務所に設置したりしていた結果、本人にその気はなかっただろうが、結果的にウォーカーを引き付けた。
刑務所を大量のウォーカーが押し寄せた真犯人はリジーだったという事がここでわかる。
(病原菌が蔓延した理由にもなったかもしれないが、確証がないため不明)
リジーを脅威と判断したタイリースとキャロル。ジュディスを守るためにも、キャロルが断腸の思いでリジーを射殺する…。
このお話はかなり衝撃的で、ストーリー上でも重要なエピソード。
リジーは、多分この世で生き続けるのは無理だったろうなと自分も思う。キャロル達の判断は仕方なかった。「花を見て」と涙を流しながらリジーに言うキャロルが、見ていてつらいシーン。
シーズン5
・終着駅の住民達(ギャレスなど)
離散した仲間のみんながやっと終着駅で再会できたと思ったら、住民がまさかのとんでもない食人鬼集団だった!!
総督以外ではめっちゃ怖いキャラだし、こいつらはもう生かしておけないw
だって、人々を集めては監禁して殺害し、身体を食うなんて…人間じゃない!!
リックも、見つけたらためらわずに殺せって言ってたねw
1話でのキャロル無双シーンが大好き!キャロルがたった1人で襲撃してくれたおかげで、仲間がみんな助かった。結果、タイリースともジュディスとも再会できて、最高のシーンだったー!!
その後、ギャレス達は復讐しにくるんだけども、結局リック達の罠に逆にハマり、リック達が彼らを殺害。
殺害場所となった教会の神父ゲイブリエルはドン引きだったが(しかもしばらくの間、リック達への迷惑行為を繰り返すw)、むしろ、食人の被害者が減って良かったんじゃないかと。
・ドーン
アトランタのグレイディ記念病院の活動指揮者。怪我人を保護して治療する普通の病院に見えるが、退院させるどころか労働をさせて監禁し、病院から出られない状態にするおかしな場所だった。
ベスが死んでしまった原因はこの人。
ドーンはベスを撃った直後、即座にダリルに射殺された。
前の記事で状況を書いているので詳細は省略。
・エイデン
アレクサンドリアの住人で、リーダーのディアナの息子。
調達係だったけど、リック達が合流する前から、ニコラスと共に仲間を見捨てて逃げる事が何度かあった。
合流後は話し合いの末、グレンの指示に従うようになるが、調達中の建物内で手榴弾を付けたウォーカーを撃ってしまい爆発。
風圧で壁に打ち付けられ、細い金属が何本も身体に刺さる。
みんなで引き抜こうとしたが、ウォーカーが迫り、諦めざるを得なかった。
最期に、今まで仲間を見捨ててきた事をグレンたちに告白した事だけは良かった。
同じ回でノアも死んでしまうが、そっちのインパクトが強すぎて、エイデンの印象が薄まった気が(汗)
・ピート&レジ
ピートはアレクサンドリアの住人で、妻のジェシーや息子のサムを暴力で虐待していた。(サムの兄のロンはDVを受けていたか不明)
リーダーのディアナは、ピートが数少ない外科医である事を理由に黙認していた。
それに気付いたDVに敏感なキャロルが、ジェシーを気遣っていたリックに話し、結局リックとピートで殴り合いに発展してしまう。
結果、ピートは別の家に隔離されるが、リックの処遇に関して住民内で会議中、リックがアレクサンドリアに侵入して倒したウォーカーをみんなに見せ、外の世界の現状について説得中に、ミショーンの刀を持って乱入。
ピートは、止めようとしたディアナの夫レジを切り殺してしまう。
死んだレジを抱えてショックを受けたディアナは、その場でリックにピートの殺害を許可し、ピートはリックに射殺された。
レジ…とても理性的な人で、リック達の理解者にもなってくれていたのに、DV野郎に殺されてしまった。
ピートには全く同情の余地はないけど、この事件をきっかけに、息子ロンが狂っていく。
シーズン6以降も近日中に書く予定です。