言葉
わたしは昔からいい言葉や素敵だなと
思った言葉をメモする癖がついていた
1番新しく『ほんとそれ!』
と思った言葉は高山都さんの
インスタで紹介されていた
『私に保証できるのは
現在の私の誠実さだけ』
という誰かの本の言葉だ
今のわたしの心にズドンと響いた
どれだけ自分を認めてもらいたくても
自分自身がちゃんと誠実でなければ
その場にしゃんと立てない
だからといって作った自分では
何1つ誇れる物はない
わたしが今1番意識していなければならないのは
他の何でもなく誠実さなのだ
最近本当に色んな人からたくさんの事を
教えてもらっている
今までのわたしは自分では
きちんとしているつもりで傲慢な人間だった
本当に言われて初めて気付くくらい
きちんとしている『つもり』だったのだ
それを真っ向から指摘された時
何よりも情けなくて恥ずかしくて
いたたまれなくなった
全ての人それぞれ一人一人に謝罪したかった
それと同時に気付かせてもらえた事に感謝した
今わたしは変わろうとして必死になっている
その中の1つとして断捨離をしている
わたしは片付けるのが色んな意味で不得意だ
欲しくて手に入れた物
わたしの為に選んで送ってくれた物や言葉
それらを手放すという行為ができない
苦手なのだ
ふと手にしたDMがあった
宝石が好きなわたしがふらりと立ち寄った
お店からのお礼状と展示会の案内状だった
メッセージと共にそこに記されていた言葉が
とても美しく心に残った
『いままでのあなたの歴史を
振り返ってみて下さい
以前はわからなかったけれどいまはわかる
以前の自分なら弱くて
耐えられなかったけれど
いまは強くなって耐えられるようになった
そういうことがあるでしょう
人が「生きる」とはそういうことなのです 』
タイトルは『心の宝石』と記されていた
誰の言葉なのかは知らない
けれどとても心に響き美しいと思った
何よりまさに今のわたしの事だと思った
それを手にしたのがまるで必然だったかのように…
大切な言葉たちはノートに記している
それらがいつか自分が迷い
己を見失った時に助けてくれる存在だと
誰より自分が1番知っていて
そしてそれらの言葉たちに助けられてきたからだ
言葉と宝石はある意味同じだと思っている
キラキラと輝き人を魅了し
その輝きが失われる事はない
ダイヤモンドと同じだ
例え今じゃなくても
その良さに気付く時はいつか必ず来る
いつかわたしのふと残した言葉が
誰かの心に響き残ればいいなと
そんな夢を見ている
わたしの事を『心が強い』と
言ってくれた人がいた
自分は弱いちっぽけな人間だと思っていたから
『何でそんなに強くいられるの?』
という言葉が純粋に嬉しかった
そう言ってくれる人をガッカリさせない為にも
自分がなりたい自分に変われる為に
人をもっと好きになれる為にも
他人に甘えられる強さを持てるように
もっともっと頑張りたい
いつの日か
『ほらわたし変われたやろ?』って言えるように
卑屈で闇深いとっても面倒くさい自分と
笑ってサヨナラできる日が来るように
何の仮面もかぶる事なく
凛と自分の足で立っていられるその日が来るまで
わたしは弱音を吐きながらも
前を向く事だけは忘れず頑張るのだ
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