わたしのともだち
わたしには人間ではない友達がいる
ピンクの洋服を身に纏うという風貌に特徴があり
彼女いわく
ギロリとした大きな目に猪のような大きなお鼻
激しくトゲトゲしたすきっ歯だという
わたしはそんな彼女を可愛いと思っている
そして峰不二子も真っ青な巨乳なのだ
トドだといういう噂もあるが確かではない
わたしは彼女の事が大好きだ
見た目に反し心はとても繊細でわたあめみたいで
彼女の言葉はキラキラとしている
それはまるで物質であるかのようなのだ
そして真っ直ぐで凛とした強さも持っている
彼女と知り合ってまだ1年も経っていない
それでもとても仲良くしてくれる
彼女は何千人といる中から
わたしを見つけてくれた
わたしが彼女に惹かれた理由の1つが表現力だ
彼女の口から発せられる言葉は感性豊かで
想像力が掻き立てられる
そしてその言葉が形になって見えるのだ
だからとてもリアルに感じる事ができる
まるで宝石のようにキラキラしている
そんな彼女と友達になれた事を誇りに思うし
わたしもそんな風に表現できる
感性豊かな人間になりたいと思う
昨日彼女から今年の秋に京都に
紅葉狩りに行こうと誘われた
紅葉狩りして湯豆腐に熱燗飲んで語ろうと
なんて素敵なお誘いなんだと心が弾んだ
大阪と高知
高知はわたしにとっての第2の故郷で
楽しさと悲しさの想い出がある
大好きだけど同じだけ悲しみのある場所だ
それでもきっと縁があったのだ
そう思いたいわたしがいる
彼女はいつも桂浜を眺め
桂浜が自我を保って
桂浜である事を忘れていないか
桂浜らしかなる穏やかさではいないかを
美しいところから優しく見張っている
彼女には素敵な仲間たちと毎日愉快でいて欲しい
悲しいお別れもあるだろう
生命と向き合うという事は
楽しい事ばかりじゃない
それでも生命は繋がっていて続いていくのだと
そんな当たり前のことを改めて彼女に教えられた
そしてそれでも前を向いていかなければならない
彼女はそんな毎日を過ごしている
喜びも悲しみも誰よりも知っているからこそ
優しくも強くもいれるのだろう
そんな彼女を誇りに思い友人として尊敬する
ねぇ
あなたはわたしを救いあげてくれた恩人なんよ
わたしを見つけてくれてありがとう
京都に行く時は変装してきてよ?
これ以上有名になっちゃったら嫉妬しちゃうからさ
今日もあなたが見ている海は綺麗ですか?
楽しい仲間と笑えていますか?
わたしはあなたが笑っていてくれたら
わたしも嬉しいんよ
ちゃんと約束叶えに行くき
そん時はいっぱい笑おうね
あれから考えたけど…
あなたは三島由紀夫やと思うわ
純文学も書く繊細さもあるけど
破天荒なところもある
この考察どない?
…誰が分かんねん笑
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