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『フットボールネーション』第15巻を読んで

手に汗握るストーリーや登場人物の細かい描写、爽やかな恋愛要素などが織り込まれるスポーツ漫画。

そういった従来のサッカーコミックとは一線を画し、選手の身体の使い方、筋肉の使い方に焦点を当てて描かれるのが『フットボールネーション』だ。

アマチュアチームが天皇杯のトーナメントをあれよあれよと勝ち抜き、遂にはJ1王者との決勝戦まで駒を進めるというストーリー。

監修者は『ゆる体操』の考案者であり、数々のスポーツ選手や指導者にトレーニング方法を教授している、運動科学者の高岡英夫。

今回は肩甲骨の使い方にフォーカスし、サッカー選手にとって理想的な上半身のあり方について解説がなされている。

トップ選手になればなるほど、肩甲骨周りの筋肉が柔らかく使え、プレーに最適な上半身の筋肉が自然とついてくると言う。

内的運動量一致の法則により、威力あるキックを蹴るためには、上半身のパワーも必要との事。

毎回新たな発見があり、勉強にもなる漫画だ。

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