衝突!織田信長VS武田勝頼 長篠の戦い
長篠の戦いは1575年5月、三河国(今の愛知県東部)で武田軍と織田・徳川連合軍との間に起こった戦です。最終的にこの戦いに武田軍は敗北し、以後情勢は織田家、徳川家に傾いていくことになりました。
1、長篠の戦い以前の情勢武田信玄が1573年に死去した後、織田信長は室町幕府第15代将軍足利義昭を京都から追放し、浅井・朝倉家を滅亡させ、周囲の敵対勢力を次々と倒していっていた。しかし、1574年、越前(今の福井県)で一向一揆が起きると、信玄の跡を継いだ武田勝頼はこれを好機と見て織田側