LBNLが分散型太陽光発電の設置に係るトレンドをまとめた年次報告書を公表


ローレンスバークレー国立研究所(LBNL :Lawrence Berkeley National Laboratory)は、分散型太陽光発電の設置に関するトレンドをまとめた年次報告書「Tracking the Sun」を公表した。主な内容は以下の通り。
PVシステムの1件あたりの設置サイズは継続して増加しており、2018年の設置サイズの中央値は、家庭用システムで6.4kW、家庭用以外のシステムでは47kWであった。
2018年のモジュール発電効率の中央値は、システム全体で18.4%に上昇したが、これは昨年より、ちょうど1%の増加であった。
2018年の全米での太陽光発電設置価格の中央値は、家庭用システムで$3.7/W、家庭用以外の小規模システムで$3.0/W、家庭用以外の大規模システムで$2.4/Wとなり、前年と比較しそれぞれ、$0.2/W(5%)、$0.2/W(7%)、$0.1/W(5%)の下落となった。
下図には、2000年から2018年にかけての3部門でのシステム価格の推移が示されている。

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