2度目の緊急事態宣言で飲食店の売り上げ71%下がりました
1/7から2度目の緊急事態宣言期間に入り、夜営業を予定していたHOT SAND LAB mmも短縮営業を余儀なくされました。
報道では1度目の緊急事態宣言に比べて国民の気も緩んでいて、外出はさほど減っていないというようなニュースも見受けられますが、実際のところどうなのでしょう。
売り上げデータ
曜日ごとに12月の売り上げと比較した1月の売り上げです。12月の売上高が曜日により大きく変動がありますが、これは夜イベントを開催した時の売り上げが多く計上されているからです。
見るも無惨です!
緊急事態宣言の影響は夜の会食禁止にとどまりません。特にオフィス街である三越前は通行人の数が激減し、売り上げにダイレクトに響いています。
日販を比較しましょう。1日あたりの販売売上高は、34,319円から71%下がり9,829円となりました。昼の時間帯店を開けていても1万円売り上がらないということになります。
6万円の協力金と雇用調整助成金
ニュースでも盛んに言われているように、夜営業を自粛した店舗には政府から1日あたり6万円の補償が受けられます。
また、従業員を休ませた場合には雇用調整助成金というものがもらえるため、従業員をクビにすることなく人件費を抑えることができます。
また、営業を休止するのであれば、原価もかかりません。
コロナ禍の飲食店において最も負担になるのは家賃になります。HOT SAND LAB mmにおいて6万円の保証はどれほど大きな意味を持つのでしょうか。
HOT SAND LAB mmは比較的小規模な店舗なので、1日6万円の補償が430万円売り上げるのと同等の利益を生み出します(全従業員を雇用調整助成金を用いて休業させた前提)。
実際には昼営業は行うためこの数値はあくまで理論値になるのですが、十分な補償を受けていると言えます。
もっと大きな規模の飲食店になると、1日6万円の保証では全く効かないと思います。まだ救われたと考えるべきでしょうか。
昼も休業するか否か
現在は地域さんのお客さんへの認知も意識して昼営業は継続していますが、利益は出ていない状況です。売上高のデータを追う限り、昼営業も行わずに店を閉めてしまう方がいいというような状況です。
昼の営業に関しては今後数日間様子を見て決めたいと思います。
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