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三菱ケミカルが利益ゼロになった?

こんばんは。今日もお疲れさまでした。

米中貿易摩擦と日韓貿易摩擦などなど今年はビジネスに国家間の対立の影響が色濃く出た年度だったと思います。(偉そうなことは言えませんが、、(笑))

そんな中、化学業界第一位の三菱ケミカルが大幅な減益となったことが今日明らかになりました。

利益が上がらなかった理由は自動車産業の不振みたいです。MMAという樹脂が化学メーカーの主力製品の1つです。これは合成樹脂の中でも対候性と透明性が高く、照明機器や自動車部品に使用されている樹脂です。自動車の製造台数が減少したことで、樹脂の売上が減少したのでしょう。日本の化学業界は他の産業と同じく自動車産業の盛衰に業績が左右されそうですね、、

更にMMAの売り先は中国や東南アジアが多く、これらの国で新型コロナなどにより需要が減少したことも下押し要因になっているようです。

ちなみに三菱ケミカルが一番強いのは天然ガス事業で大陽日酸が業界トップシェアを誇ります。二位のエア・ウォーターよりも断然多いのが特徴ですね。


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