突然の別れ※この空に届くように。。。※

近くのラーメン屋さんのお兄ちゃん。毎日のように港まで捨てられた猫を保護しに行っては、手術をちゃんと済ませて保護猫ちゃん達を大事に育て、大切に可愛がってくれる人を探していた。

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そんなお兄ちゃんが昨日の夕方、突然死していたと先程母から聴いた。母も昨日は突然の訃報に動揺し私に中々言い出せなかった、と話していた。

お兄ちゃんは、10年前の東日本大震災のボランティアにも参加し被爆していた、とこの話も私は初めて聴いた。私が愛犬の散歩にそのラーメン屋さんの前を通ると、いつも優しい笑顔で喋りかけてくれた。キャチャリンが野良猫生活を送っていた頃も、キャチャリンの面倒を一緒になって見ていてくれた。

突然の訃報に、朝から悲しみの涙が止まらない。

お兄ちゃんが保護した保護猫のあいちゃん。あいちゃんを貰いたい人達は沢山訪れたけれど、母猫と2匹で貰ってくれる人でなければ、お兄ちゃんはあいちゃんを渡さなかった。そんなあたたかい心を持った、愛情溢れた人だった。

お兄ちゃんの亡くなる数日前から、この歌をよく聴いては歌っていた。東北の学生さん達とmiwaさんが言葉を紡合わせ生まれたこの曲、‘ ’希望の環WA‘ ’。

お兄ちゃん、いつも優しい笑顔で温かい言葉をくれてありがとう。愛鈴やキャチャリンにも、沢山の愛をくれてありがとう。お兄ちゃんの愛は、きっと沢山の保護した猫ちゃん達にも届いていたと、本当にそう想います…。

この空にいるお兄ちゃんに届くように、この歌とともに、ご冥福をお祈りしています…。