HONEYComeギフトから産まれた物語※17※

12月25日、クリスマス🎄🔔*°

嶋津亮太さんと広沢タダシさんの企画、‘ギフトから生まれる物語‘がなんとも素敵な企画だと想い、私が真っ先に想い浮かべたのは母と妹だった。

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私は夕方仕事から帰り、早速key-coさんデザインの素敵なポストカードを手にとり、母への想いを想い浮かべた。ラジカセから、大好きな‘NIGHTSONGS‘のアルバムを流しながら、1文字1文字想いを綴った。普段は恥ずかしくて、伝えられない言葉でポストカードが思いの丈で彩られた。

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✾サンタさん気分を味わう✾

母とはおなじアパートの隣の部屋同士で、暮らしている。母の部屋にも猫が1匹、私の部屋には猫2匹と犬が1匹いて、今か今かと毎日その帰りを待っている。

そうして、今日は母が帰りいつもとは違う様子。どうやら、頼まれ事をされ要らない帯を使い、それをミシンで縫う作業をすることになったみたいだった。

私は渡そうと想い手に持っていた‘NIGHTSONGS‘のギフトを、渡すタイミングを探していたけれど、中々そのタイミングがなく、母の部屋のソファに置いていた来年のカレンダーの裏にギフトをそっと忍ばせた。

ドキドキドキドキ…まるでサンタさんになったような心地だった。早く渡したい気持ちで、胸の高鳴る音を少しの間胸にしまった。

そこから、私の花嫁道具として買っていたミシンをクローゼットから取り出し、ミシンとの格闘が始まった。ボビンに糸をまく作業、そこから針に糸を通すまで、ふたりで一生懸命ミシンと向き合った。

そうして、なんとか針に糸が通り帯を縫う事が出来た。その時はまだ、渡しそびれたギフトはカレンダーの裏でその時を今か今かと待っていた。

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そうして、いよいよ渡すタイミングが訪れた。

隣の部屋で今か今かと帰りを待っている、愛鈴とミケちゃんとテツくんのもとへと。皆が待ってたよ〜とニャーニャー、クゥンクゥン鳴いてる中。

‘ ’お母さん、クリスマスプレゼント🎁‘ ’と言って、恥ずかしげに右手で隠していた‘ ’NIGHTSONGS‘ ’のギフトを手渡した。

ポストカードのデザインを観て広沢さんだ！と勘づいた母、正方形とゆうことはＣＤ？と呟きつつ、ポストカードを裏返し、私の想いを読み始めた。

私‘ ’泣かないでよ～…‘ ’

母‘ ’泣かせないでよ～‘ ’と、笑いながら、‘ ’ありがとう。‘ ’と言ってくれた。

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そうして、中身が‘ ’NIGHTSONGS‘ ’だと分かると、‘ ’嬉しいよ‘ ’と呟いた。

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そこから、私の母へのインタビューが始まった。

私‘ ’今、どんな気持ちか教えてほしいな。‘ ’

そう私が話すと、

母が想いを語ってくれた。

✾母の言葉✾

有難いなぁ。クリスマスプレゼントなんて、貰ったことなかった。元々は、私が広沢くんを先に好きになって聴いていて。その広沢くんを、今年の‘NIGHTSONGS‘がきっかけで娘が大好きになった事もとても嬉しかったし、その中で娘が作曲や歌、音楽に対する想いを積極的に前に出すようになったこと、これが1番嬉しい。今度は、娘に連れられて広沢くんの音楽を楽しみたいと思います。この企画、本当に嬉しかった。ありがとうございました。

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母と、贈り届いたギフト*°

そして、

私のポストカードに込めた、母への想い。

私と母の、‘ ’NIGHTSONGS‘ ’ギフトから産まれた物語でした。

妹には、これから郵送で京都までギフトを贈ろうと想っています。

母に喜んで貰えて、嬉しかった。子供のいない私が初めて、サンタさんになったような心地も抱けて。私にとっては、もうひとつのプレゼントになった気がします。

✾素敵な企画を、ありがとう✾