『半分、青い』に詰め込まれたもの
沢山の、忘れちゃいけないものがこの作品には込められていた。
ふるさとの懐かしい景色・空・川、幼なじみ、家族、友達、恋愛、傷み、夢、結婚、子供、離婚、病気、死、災害、愛する人、笑顔、涙・・・
そうそれこそ、『生きる』そのもの。
病気になっても『生きたい』と願う想い。それは側に愛する温もり、笑顔があるから。
災害もさまざまあり、災害は人1人の尊いいのちの灯火をも一瞬にして消してしまう・・・
愛するふるさとの風景も私達自身も時代とともに形は変わってゆくけれど・・・変わってゆくものと変わらないものは共存していて。変わってゆく自分も変わらない自分も、両方居ていいとそう想う。
人は人を愛し、時に裏切られ涙を溢す。夢を追いかけ故郷を離れて夢を形に出来た時、それを一緒に喜んでくれる人がいる。辛い時は肩を寄せ、隣で一緒に涙を流してくれる・・・そしてまた一緒に笑ってくれる。
愛する人が居なくなる事程、辛いことはない。辛過ぎて涙も溢れない。もしくは涙が溢れ過ぎて枯れ果てることも‥あるだろう。
1人で夢を追いかけるのも、素晴らしいし素敵な事。けれど、夢をともに追いかける仲間の存在は1人以上のチカラをくれる。勇気が湧いてくる。
人は動物は、生きているのだからいつかは死んでゆく。それは皆んな・・・皆んなが通る道。だけれど、だからこそ生きていたい。
先に旅立ったいのち、愛する人動物の魂は消えない。きっと日々の中、誰の側にも吹いている風の中溶け込んで見えないだけだと想う・・・そんな気がする。
今は叶わないこと。現実とどう向き合うかが、今は試されている気がする。寂しさをどこに吹き飛ばして、『いつか』の未来へ会いにゆけるんだろう?
そう・・・
私次第で、今は変われる。
未来は、この手で作ってゆくんだろう。
ヒロイン『鈴愛』すずめ。
私の飼っていた愛犬、愛鈴と名前が似ていた・・・ただそれだけで魅入っていたドラマ。
そんな『半分、青い』に
沢山の『生きる』を教えて貰った気がします。
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