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技術ボランティアでRTA in Japanに出た話

皆さんこんにちは、この記事を読んでいただきありがとうございます、ゆきのすけと申します。今回は「RTA in Japan Winter 2021」にてボランティアで参加したことについてのレポートを書かせていただきます。
かなり貴重な経験をさせて頂いた反面、たくさんの反省点もありました。
また機会があったらボランティアには応募しようと思っていますので、自分への戒めのような感じでここに書き残そうと思います。
このレポートを書き始めたのがRTA in Japanからほぼ一か月後だったので、事実と多少異なる点もあるかもしれませんがご了承ください。
そもそも文章を書くのが下手なうえにnoteを使って執筆するのはあまりしない事なので、見づらいかもしれませんがご容赦ください。
そして「ここの表現まずいから変えた方がよくない?」っていう指摘がありましたらご連絡ください。
あとすごく個人的な話ですが、今回ちゃっちゃと書ききることを意識して書いているので解説参加レポートより雑かもしれません(特に後半)。

0、自己紹介

まずは自己紹介から、ゆきのすけと申します。元々RTAを見ることが好きな人間でした。
本格的に自分でライブ配信とRTAを始めたのは2021年からで、それまではいわゆる見る専でした。
8月に行われたRTA in Japan Summer 2021では「野生動物運動会」の走者として参加しました。
また、今回のRTA in Japan Winter 2021では、「ジャイロセット」の解説としても参加しました。

1、そもそもRTA in Japanのボランティアとは?

今回のRTA in Japan Winter 2021では大きく分けて2つのボランティアが募集されました。

・オンラインボランティア
こちらはRTA in Japanの公式Twitterに投稿をするボランティア、RTA in JapanのTwitchチャンネルのチャットモデレーターをするボランティアの二つに分けられます。

・技術ボランティア
こちらはRTA in Japanの走者から送られてくる映像の管理や音量調節をする「ゲームシーン管理」のボランティア、セットアップ画面(今回の場合は、RTAちゃんがパズルで遊んでいる(?)画面のこと)からゲーム画面への切り替えをする「プロデューサー」のボランティアの二つに分けられます。

今回私は「技術ボランティア」の「ゲームシーン管理」のボランティアを担当しました。

2、ボランティア採用からRTA in Japan当日まで

今回、RTA in Japanの公式Twitterにてスケジュールが発表され、そこにはボランティアの採用発表日も書いてありました。

上記ツイートにも書いてある通り、11/27にDiscordでのボランティア権限付与という形で採用が発表されました。
そして無事に採用。好きなイベントにかかわることができるという事でとても嬉しかったと同時に、かなりドキドキしました。

その後すぐにシフトが共有されました。
RTA in Japan Summer 2021からは大きく分けて「スタジオA」、「スタジオB」の二種類があり、片方のスタジオで配信している間にもう片方のスタジオで次のゲームの準備…というような感じで進行していきました。(このおかげでセットアップの時間がめちゃくちゃ短くなってバックアップのゲームもいくつか挿入できていたりしました。)
ゲームシーン管理のボランティアはあらかじめシフト上でスタジオA、Bのどちらかを担当するのか決まっていました。
バックアップのゲームが挟まるとそれ以降の担当するゲームが変わったりするので、担当する時間帯のゲームはスタジオA、B関わらず動画をあらかじめ見る、などの予習をするようにしました。

このような感じでスタジオの変更により、担当するゲームが変わる可能性があります。

そんなこんなで日が進み、RTA in Japan当日の約一週間前になんと急用が入ってしまい、しかもその予定がシフトの時間に被ってしまいました。
もちろんすぐにボランティア用のチャットでシフトを交換できる人を募集、幸いにも手を上げて頂いた人がいてその方とのシフトを交換して難を逃れました。その後、逆に急用でシフトの交換を願い出ている方がいたのでその方とシフトの交換をしたりもしました。
助け合いの精神は大事!

そして最終的なシフト、担当ゲームはこのようになりました。

担当時間:12/28 09:00~13:00 スタジオB
担当ゲーム:ブレイヴフェンサー 武蔵伝

担当時間:12/30 20:00~24:00 スタジオA
担当ゲーム:美少女戦士セーラームーンRスーパーマリオワールド

担当時間:12/31 11:00~15:00 スタジオA
担当ゲーム:グロブダー星のカービィ スーパーデラックス(15:00まで)

ここからは、それぞれのゲームについて順番にお話ししようと思います。

3、当日の流れ+担当したゲームのお話

RTA in Japanが始まってから

RTA in Japan Winter 2021のトップバッターのゲーム、クロノトリガー。最初のゲームという事もあり、セットアップは運営さんが担当していました。
そして、その様子をボランティアの方々はParsec(簡単に言うと別PCを遠隔操作できるソフト)を介して見学することができました。そこにプラスで専用ボイスチャットを使って情報交換をし、どんどん知識を蓄えていきました。

ブレイヴフェンサー 武蔵伝

Twitch(当時のチャット付き)↓
https://www.twitch.tv/videos/1245706696

YouTube↓
https://www.youtube.com/watch?v=PZ4W9jGOWgY

前のゲームのイース・オリジンが終わる30分くらい前に走者、解説の方々をDiscordのメンションで呼び出し、マニュアル通りにゲーム画面のクロップ、走者、解説の方々の声とゲーム音の調整…のように準備を進めていきました。
そして特に何事もなく本番もスタートしていてよかったよかったと思っていたら一つやらかしてしまいました

やらかしている画面(https://www.youtube.com/watch?v=PZ4W9jGOWgY より)
やらかし修正後の画面(https://www.youtube.com/watch?v=PZ4W9jGOWgY より)

左上のカメラ枠にカメラ無しのマークがついているぞ?????

…ということで一つ目の反省点、カメラ枠のON、OFF切り替え忘れです。

マニュアルにも「カメラありの走者はカメラ枠ON、OFFの切り替えをONにする」のようなことが書いてあったのにすっかり手順を飛ばしてしまいました。
ゲームシーン管理の仕事の最後は確認のためにチェックリストにチェックすることが義務付けられており、その項目の中には「カメラの有無の入力」がありました。
何のためにチェックリストがあると思っているんでしょうね。
カメラ枠のミスに気付いた当時の自分は、あろうことか自分のやらかしだと気付かずに専用ボイスチャットで呑気に「カメラ枠の表示がおかしいですね」なんて運営さんに指摘していました。
その後、運営さん自らが修正してやっと「自分のミスだったんだ」と気が付きました。
初陣からドデカいミスを犯しましたがもう一つの大事なお仕事、タイマースタート・ストップはちゃんとできたんじゃないかなと思っています。これに関しては普段の走者さんの配信でシミュレーションをしていたのでミスしない自信がありました。
ですが、数万人が見ている配信のタイマー管理、ちょっと緊張しました。

美少女戦士セーラームーンR

Twitch(当時のチャット付き)↓
https://www.twitch.tv/videos/1247777099

YouTube↓
https://www.youtube.com/watch?v=KhsVQkcumPk

当時は風呂から出て「よーし適当に一般ボイチャ(RTA in Japanの公式Discordで用意されている、誰でも使えるボイスチャットの事)で適当に聞き専するか」とか考えて一般ボイチャに入るとすぐに同じ技術ボランティアの方が入ってきて「シフトの時間ですよ」と呼び出されました。

こいつ時計見てないな???

もう少し風呂に入るのが遅いか、ゆっくり湯船につかっていたらボランティア遅刻で開始前からやらかしてしまう事になっていたでしょう。
時計は、ちゃんと見ましょう。
そして走者、解説の方々を呼び出し。走者ののりしげさん、解説のY's(ワイズ)さんはお二方とも知り合いで、待機室のボイスチャットにてご挨拶をした際、「ゆきのすけさんだ!」と喜んでいました。イベントで緊張している中、セットアップを知り合いの方がやるというのはやはり大きな安心材料となるのでしょう。
ですが自分もそれで心の緩みが出たのか、今回のボランティアで最大のやらかしをしてしまいました。
ゲーム映像を受け取るためにのりしげさんが配信を開始したのですが…

「あれ、エラーが出た」

自分の心臓が止まりかけました、冗談抜きで。
のりしげさんが再び配信を開始するも同じエラーが出ます。自分はすぐに運営さんにヘルプを出し、その結果自分がマニュアルの手順を一つ飛ばしていたことが判明しました。

二つ目の反省点にして最大の反省点配信の手順飛ばしです。

ただでさえ数万人が見るイベントで緊張度もかなり高かったであろうのりしげさんとY'sさんを自分のミスでさらに焦らせてしまったことは本当に良くないです。
考えすぎかもしれませんが、このようなミスを修正した後も平常心を取り戻せずに本番のプレイで支障が出てしまう可能性だってあります。
配信エラーが出てお二方が焦っている声、未だに覚えています。
本当に申し訳なかったです…

また、この時もう一つやらかしをしていました。
本番を見ていた方は思ったかもしれません。

「ゲーム音量小さくない?」と。

ということで三つ目の反省点、ゲーム音量調整ミスです(自分が勝手に小さいと思っているだけかもしれないですが…)。

セットアップ中も走者、解説の方々の声量も加味して音量調整をしたのですが、その時点で音量調整が少しおかしいのならばまだいいです。コメント欄の反応を見て調整すればいいのですから。
ですが当時の自分はコメント欄も表示して画面からほとんど目をそらさずに視聴していたのにもかかわらず、音量についての指摘コメントが見えていませんでした。
ちゃんとコメント欄を見よう!
…とまあいろいろやらかした自分でしたが、去年夏の頃からセーラームーンのRTAを見ているだけあってか、タイマーの管理だけはちゃんとできました。タイマーまでやらかしたらもういいとこなしだったのでひとまず安心といったところでしょうか…

ちなみに、AGDQでのりしげさんが走っていた際に公式日本語ミラーのJapaneseRestreamでもY'sさんが語っていたのですが、
最初の「あれ?のりしげさんがいない…」→「おまたせ」の部分はセットアップ中にお二方が話し合って決めていました。当時はそれで準備をしながら笑っていた思い出があります。

スーパーマリオワールド

Twitch(当時のチャット付き)↓
https://www.twitch.tv/videos/1248424963

YouTube↓
https://www.youtube.com/watch?v=3JdpqDubPo8

こちらは四人並走(内海外走者二名)ということで、事前にセットアップは運営さんがやるという事になっていました。
テキパキと準備をしていく様はひよっこの自分にとっては本ッ当にカッコよかったです!!!
その後無事に準備を終わらせた運営さんは自分へ担当を引き継ぎました。次は自分の番です!
ということで、自分は「タイマー管理」、そして並走という事で「ゲーム音声のスイッチング」をしました。
スーパーマリオワールドのRTAは昔から配信などで見ていた上、実際にSwitchOnlineでプレイした経験もあるのでどこが見所かというのはしっかり理解している状態で挑みました。
タイマー管理についてはやはりちゃんとスタート、ストップできていたのでいいと思います。
ゲーム音声のスイッチングに関しては基本的には解説の方が「〇〇さんの画面ご注目ください」と言ったらその通りに変えるようにしました。
あとは事前に予習した見どころに沿って特に解説者さんが言わなくても勝手に音声を切り替えたりしていました(これに関してはよかったのかどうか未だに分かりません…勝手に変えることで解説者さんが混乱してしまうのではないかとRTA in Japanが終わった後に考えたりしていました)。

グロブダー

Twitch(当時のチャット付き)↓
https://www.twitch.tv/videos/1248756576

YouTube↓
https://www.youtube.com/watch?v=HnZdKSD0M7w

こちらはOengusの応募文から、ゲームセンターで配信することがわかっており、走者、解説の方々の声はゲームセンター側の配信PCを管理している方のDiscordアカウント1つから送る形となっていました。
RTA in Japanでは走者、解説の方々が所持しているDiscordアカウントを通じて配信に声を乗せており、ボランティアの方々はDiscordの設定から自由自在に個人個人の声量を調整できるような仕組みでした。
しかし一つのアカウントから複数人の声が送られてくる、という事で走者、解説間の音量調整は配信PC担当者側がコメント欄などを確認して調整する、という事になりました。
その後、マニュアル通りに準備を進めていきました…がゲーム画面とカメラ枠のクロップに手間取ってしまいます。という訳で運営さんにヘルプを出してゲーム画面、カメラ枠の調整は運営さんに任せることにしました。

ということで四つ目の反省点、クロップ、調整ミスです。

実は美少女戦士セーラームーンRの際もカメラ枠の調整は運営さんに助けていただきました。
せっかくボランティアに応募しているのにもかかわらず、運営さんに手伝って頂くことになるのは不甲斐ないというかなんというか…

そして迎えた本番。今回は1コインクリアが目標のスーパープレイ枠だったので、タイマー管理もスタートは走者、解説の方々の合図、ストップはゲームオーバーかクリアの画面の時にするように軽く意識して挑みました。
そしてゲームがスタートしたとき、開始5分くらいまではゲームの音量が小さかったです。
これに関して少し言い訳をさせてもらうと、アーケードゲームという事で実際にゲームがスタートするとデモ画面の時より音量が大きくなるんじゃないか…と思って意図的に小さめにしていました。
だとしてもコメント欄の反応にはいち早く気付くべきでしたね…

星のカービィ スーパーデラックス(15:00まで)

Twitch(当時のチャット付き)↓
https://www.twitch.tv/videos/1248756568

YouTube↓
https://www.youtube.com/watch?v=gMVbLg3oQOU

こちらは四人並走ということで、かなり早めに走者、解説の方々をDiscordのメンションで呼び出してマニュアル通りに準備を進めていきました…が、ここでもカメラ枠のクロップに手間取ってしまいます。
再び運営さんにヘルプを出してカメラ枠の調整をやっていただくことになりました。申し訳ない…

という訳でその後本番が開始。相変わらずタイマーはしっかりとスタートできました。
このゲームもRTAは昔から見ていた上、こちらも実際にSwitchOnlineでプレイした経験もあるのでどこが見所かというのはしっかり理解している状態で挑みました。
スーパーマリオワールドの時と同じ感じではありますが、ゲーム音声のスイッチングに関しては基本的には解説の方が「〇〇さんの画面ご注目ください」と言ったらその通りに変えるようにし、事前に予習した見どころに沿って特に解説者さんが言わなくても勝手に音声を切り替えたりしていました。
そして15:00になったところで次のシフトのボランティアの方と交代、自分のRTA in Japanのボランティアはこれにて終了しました。

4、おわりに

いかがでしたか?
最初は好きなイベントの裏方としてかかわることができ、ドキドキワクワクしていました。かなりの反省点はあるものの、本当に貴重な体験をさせて頂いたと感じています。
元々RTAイベントのボランティアとして参加していたのはこれが初ではなく、OMEのイベントで2回参加させていただいた経験があります。
RTA in Japanのボランティアの応募フォームにもアピール欄でそのことを記入し、そのことが拾って頂けたのかはわかりませんがこのような機会を与え
て頂けました。
RTA in Japanのボランティアにはこれからも応募しようと思いましたし、RTA in Japanだけでなく他のRTAイベントのボランティアにも積極的に応募してみようと思いました。
最後に改めてこのような貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました!
それではこれでこの記事も締めようと思います。それではまたいつか。




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